« 2008年9月 | トップページ | 2008年11月 »

2008年10月

pic

『pic』

Pool_1_2 

という楽曲をMy Spaceにアップしました。
ピアノ曲線1.8に収録する曲です。

piano+synth+noiseが混ざった構成で、ピアノ曲線1.8のジャケットのオブジェのテーマとして
書きました。波形編集を所々に施したので、従来のピアノ曲線1.5の内容とは、隔たりがありますが、ピアノ曲にこういう形があってもいいんじゃないかと思ってます。

ミニマルで冷たい感じ。

コンクリートの内側で共鳴。

はじかれた音がシャボン玉のように割れて繰り返す。

地面が少し波打つ。

それが天井と側壁に伝播する。

空間に穴が作られる。

そこに音が入って消える。

そこに近づく。

イメージ画像でアップしているのは、プールの中に光が差した光景です。

|

everything I don't know

bossabientな夜。
floatingしている音にものすごくまったりしてた。

CLUB WATERでunaiさんのレコ発ワンマンライブ。それは3部構成。
そうそうたるバンドメンバー。

クオリティがかなり高かった。そして音がどれも柔らかい。けど、時にぐさっとくる表現があった。

つかみ所のない音が曲を時折アートにしてると思った。
音楽を作ってる人間が、演奏を聴くとリスナーから離れて演者の音を吸収しようとする時が多々ある。でも、昨日はそれを無意識に無抵抗にできなかった。

言葉の意味を広げる唄声の響き。抽象的な詩、なぜか空想的な記憶を現実的な記憶に変換してくれる空間に終始佇んでいた。

小鳥のさえずりが森全体の生命に木霊するようなpercussion。
街角を通り過ぎる度にせつなさを呼び起こしてくれるようなtrumpet。
現実からいつのまにか時間を消してくれるようなthereminと声。
砂漠にはじける風の連なりに応えるようなguitar。
そこに確かに唄が意味をやどしている。

至福のひと時を過ごせた。

|

抗い

森 博嗣さんの『スカイ・クロラ』を読んでます。

episode2:canopyに書かれてある一節。

「抵抗することが生命の証なのだ。たとえ、その行為が無駄になったとしても。
生きていると信じるには、何かに抵抗するしかない。」

なぜか、すんなりこの言葉が体に入っていきました。
抗いもせずに、流されてたら存在してないのと同じ。

自分を保とうとすればするほど、維持しようとすればするほど、何かに対して抗わないといけないし、自己の空洞化を防げるような気がする。音楽を作り出すことも、全てがそうではないけど、何かに対して抗っていることの表れ。それが空想だとしても。

十分に創作のコンセプトになりそう。

日本は何かに対して抗うことが無意識にか、または教育的にか押さえつけられてる感がある。

最近思うこと。

活字を読む人とそうでない人とでは、その人がまとう雰囲気が違う。
以前は体育会系とそれ以外とでは違うと思っていたけど、そうではないみたい

|

入口

音楽作ってて思うけど、制作環境からデジタル的なものを奪ったら何が残るんかなと。
音楽を暮らしに置き換えてもそうだけど。デジタル的なものは結局の所、実体が無い所の精度を高めて行くことに進歩している気がする。

音楽作ってても、デジタル的なクリエイティブそのものを否定したら元もこもないんだけど、全ての人が非効率なアナログだけでどれだけ他人と違ったものを提示できるんかなと、ふと考えた時、答えがすぐに思い浮かばない。

往々にして人は他人の真似はすぐにできるんだけど、例えばラスコーの洞窟壁画のようなインパクトを、衝動性を現代の人はアウトプットできるのかと考えると、疑問に思う。

芸術も、これだけ情報が溢れててすぐに手に入る状況なら、創り出す事よりも、むしろいかに編集するか、合理化するかに長けている方が、評価されるスピードが違ってくる。

それを突き詰めれば突き詰めるほど、何かが間違ってると違和感を覚えていくけれど、それを間違ったとは言えなくなるし、それを正す方法論や思想がないこと、つまり矛盾にも気付いていく。

自分はアナログ至上主義でも、芸術至上主義でもないけれど、物事の入り口は常にアナログ的でありたいし、デジタル的なものに未来はないとも思う。

デジタル的なものに日々恩恵を受けているけれど、そこからいかにアナログ的なものを引き出せるか、もどれるかを忘れたら、有機的なものが無意味になると思う。

間違ったものを間違ってないと錯覚させられながら、進んでいることを分からないのは、メビウスの矛盾なんじゃないかなとも思う。

(誤解をまねく記事。)

|

upgrade

『ピアノ曲線1.5』の在庫が完全になくなったので、少し補充をしようと考えています。
新しく補充する分からは、『nayuta』と同じ和紙を使用する予定です。

それに伴ってデザインも変更し、1,2曲追加し、タイトルも『ピアノ曲線1.8』くらいにする
予定です。

versionがupgradeする音源。

デザインも大方決まってきて、追加する音源に着手してます。完成したらまたブログか、My spaceで試聴できるようにしますので、よかったらお聴き下さい。

あと、できればその音源をフォトシネマに取り込んで、映像的(動画ではない)なアプローチも考えてます。今から年末までレコーディングがどのくらい進ませれるかが課題です。

ヤネトロニカのレコーディングもせねば。。。

|

2008/10/12_Midosuji Kappo

Tinorksで御堂筋kappoでの街角コンサートに出演しました。

Tinorksとしてこの日が初ライブ。

転換込みで30分でしたが、セッティングに時間がかかるので演奏時間は15分程度でした。

短い時間でしたが、聴いて頂きましたたくさんの方々に感謝しています。
それから、支えていただきましたスタッフの方々、ありがとうございました。

では、
今回のset list

#1 Open Field
MC
#2 A Wind Meets A Bamboo Tronica
#3 LoCa

Shizku Kawahara on Vocal/Tin Whistle/Indian Flute/Hand Made Kalimba/Small Bell/Metallophon
Hosei Tatemiz on Keyboard/MPC1000/Rattle/Programming

ついでに、機材セッティング表も以下に、

081010_kappo_2

オケをKORG HDMTR D12で流し、メインはTritonを弾き、MPC1000には好きな音色をあらかじめ用意しておき、好きな時に叩くというスタイルです。

<KORG HDMTR D12>

Hard Disk Multi Track Recorder。同時再生トラックは12です。今回のオケはリズム以外は2mixにまとめず、微調整できるように1トラック=1パートです。ステムミックスなどはやってません。

ちなみにMTRからcappuccino時代の『Tee』、『ピアノ曲線1.5』、『コラボトン』そしてTinorksの『nayuta』が生み出されました。かなり愛用、寵愛してます。

使用して7年ほど経ちますが、最近でも新しい発見があります。モノは大事に。

D12

<AKAI MPC1000>

サンプリングマシン。好きな音を取り込んで編集して、音程や長さを変えたりして演奏できる楽器。ライブで鳴っていたリズムは全部これで制作してHDMTRに入れてます。

Mpc1000 

それに加えてアフリカの楽器(祭祀に使われてた?)のラットルをこれも好きな時に鳴らしました。小川のせせらぎのような音で使い勝手がいいです。ナイジェリア製。

Rattle_081010

今回は言わずもがな、全曲演奏するのは初めての新曲です。

#1はディレイがかかったガムラン系の音色をベースにリズムをMPCで組み、インディアンフルートとシンセの音を加えました。生音-1のCDに収録されている『Open Sky』という曲はジェームズタレルの作品名からですが、この曲も彼の作品を体感したのをきっかけにイメージが湧いて作りました。

立方体の内から、大地が開けるみたいな。。。

雫のIndian Fluteがあまり聴こえなかったのがすごく残念。後半は良くなったのかな。。
僕はMPCでリズムを、シンセで金属的なパッド音を鳴らしてました。

#2は音源『nayuta』に収録したものをベースにエレクトロニカにアレンジを変更しました。それに伴い曲名も少し変えました。

グリッチノイズ的なリズム音(曲中でプチプチ鳴ってた音)とウィッスルを組み合わせたのは、他の人はあまりやってないかなと思い試しました。

『nayuta』ではがっつりpianoを弾きましたが、今回はヴィブラフォンの音色をeditし、リバース・ディレイをかけてます。北欧的な感じをイメージしたのですが、どうだったでしょう?

クールダウンする感じが伝われば良かったかなと。。符割もばっさり変えてます。。

#3は、今回のメインテーマ的な曲です。今制作しているアルバムでも核になる重要な楽曲。ウクレレ(もちろん自分で弾いてます)のリフが曲を引っ張って、パッド音やシンセ音が重なっていくという展開です。この曲だけ唄モノ。弾きながら、色々と音色をいじって変化させてました。

と、こんな感じで一瞬にしてTinorks初ライブは終わりました。

リハなし、野外でこの形態の音楽をやるのはどうかなと思ったけど、こういう音楽もあってもいいんじゃないかなと勝手に思ってます。

今後は、Tinorksのレコーディングを進ませて、それと平行しながらヤネトロニカの音源も完成させます。そして面白いイベントでライブをやりたいと思ってます。

art na ongaku

それにしても、今日の機材運搬は大変だった。セッティングもだけど。

Nimotsu_kappo

これが持ち運べる限度ギリかなとも思う。(当然相方の荷物は別にある)

昔、キーボードマガジンでプロの方が売れない頃にWurlitzerを手で運んでたという話を思い出しました。上記のような荷物で不満を言ってたら怒られそうだ。

|

LoCa

前記事の結果は来月に分かるので、その時また書きます。

明日は、御堂筋kappoでの3曲ライブ。今日家の近所のスタジオで初リハしました。
思ってたよりも仕上がってきたので、とりあえずほっとしてます。
でも、野外なので音響が変わってどうなるか。。。

今回は音のことよりも機材の運搬の方が心配。
今までで一番多い、でも演奏時間は一番少ない。
でも、楽しみにしてくれている方々のためにイイ音鳴らします。

御堂筋kappoはライブ以外でもいろんな種類の催しがあります。
東国原知事と橋本知事の対談や元陸上の朝原さんも来ると聞いてます。
あと、リュックサック展示だったかな、、、気になるアーティストが数人います。
当日そのパフォーマンスを見れる時間があるのかどうか分からないけど。。。

明日のset listを以下に書いておきます。

#1 Open Field
#2 A Wind Meets A Bamboo Tronica
#3 LoCa

僕は流動的な演奏です。

ではでは、お楽しみに!

|

The First Class Land Special Wireless Engineer

Today,I took the examination of the first class Land special wireless engineer.

It has the examination three times a year.

I took it in June and the result was failing.
I also maybe not pass it this time.

It's just impregnability for me to capture first time.

My way of studying is round memory.

I must pass it in next challenge,because I need the title on my work.

While I continue my music acting..

|

『nayuta』を買える場所

Tinorksの最初の音源『nayuta』ですが、先月の下旬くらいから、西天満にあるCafe Gallery Shop LOTUSROOTS(ロータスルーツ)さんでもご購入いただけることになりました。(お店の方々にはほんとに感謝してます)

8月29日にSKATYさんのライブがあって聴きに行った時にはじめて店を訪れました。
内装が店というよりも小屋的な感じで、吹き抜けもあり、アーティストの作品が飾られたりしてオーガニックなパワーをもらえます。新鮮で、いい意味で違和感があるし、落ち着きます。

自分もいつかロータスルーツでライブができたらと思いつつ、SKATYさんのプリミティブな唄に心をほぐされてました。

西天満を訪れた際は、ぜひ訪れて見てください。CDも試聴できるし、相方が書いたコメントもあると思います。

そして、食事は牛スジカレーを召し上がってください。

それから、『nayuta』のCDは世界楽器てみる屋さんでもご購入いただけます。
てみる屋さんは、相方が使用するインディアン・フルートを買ったお店です。

それが縁でCDを取り扱っていただける話になりました。(ほんとにうれしい話)

サイトに『nayuta』の紹介文を書いていただいてます。
インディアン・フルート以外にも色々と楽器を扱っていて、
試聴も出来るので貴重な情報を得れると思います。(僕は結構な頻度でサイトをのぞいてます)

それにしてもリトルミンストレルという楽器がものすごく欲しい。。。(名前もいいし)

エレクトロニカにも使えそう。

以前って言ってもかなり前、ビョークがヴェスパタインのライブでHarpを使ってた絵が蘇ります。マトモスの二人が編み出す電子音の上を漂う感じの音。

購入考えようかな。。

|

改造キャリー

ライブで使用するためのスタンドを制作しました。
ミキサーやMTRの設置用です。

以下の画像はキャリーを少々改造したものです。

①キャリーに台を設置

Standing_stand

MTRの幅に合わせた木製の板を黒にペインティングし、金具でキャリーに固定。
板には手前側に滑り防止の金具を設置。

②MIXER用の台を設置し、MTR用の台を準備

Mixerless_stand

下方に発泡スチロールの台を2つ設置。
黒にペインティングした2本のアルミの支柱を、上方の板と下方の発砲スチロールにそれぞれ固定。支柱と発砲スチロールの接触部分に滑り防止のゴムを使用。

上方の板とキャリーを固定するために、テーブルの足に用いられる上下に可動する金具を使用。

③機材を設置

Mtr_mixer_stand

下方にTAPCO MIXER MIX60を、上方にHD MTR D12をそれぞれ設置。(シールドの配線はしていない)

この横に2段のキーボードスタンドを置いて、配線します。

椅子に座って演奏することがほとんどなので、このキャリースタンドのMTRの高さが丁度なので良かったです。

これに加えて、後々はラック型のエフェクターも設置する予定です。(改良せんと。。。)

今回掛かった材料費は

油性黒塗料 \398
塗料用刷毛(大) \105
塗料用刷毛(小) \60
折りたたみ足(MTR用台とキャリーを固定。2本入りで1本のみ使用) \498/2=\249
マルパイプブラケット(上記とキャリーを固定。2本使用) \456
ナベコネジ(板と金具を固定) \100
板(MTR用) \235
木材カット \60
ブロック(発砲スチロール 2個使用) \298×2=\596
ゴムシート \98
アルミ支柱(2個使用) \98×2=\196
金具小(折りたたみ足と板を固定。2個使用) \189×2=\378
金具大(折りたたみ足と板を固定) \252
ネジ、ワッシャ、ボルト \140
滑り防止金具(ネジ含む) *家にあったものを使用
彫刻刀(板にアルミの支柱の溝を彫る用) \498

(以上、ホームセンターで購入)

合計 \3821(税込)

多少の労力はかかったけど、安くで制作できてとりあえず良かった。。。( ̄Д ̄;;

今後の機材によってまだまだ改良しなければと思いますが、ひとまずはこれでライブが出来そうです。

Stand_98

|

« 2008年9月 | トップページ | 2008年11月 »