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2013-02-28

僕らにはまだやり残したことがある。

前回に引き続きライブレポです。

2/24 天六にあるバンブークラブにて
『オンザハナウタ』というイベントに出演。
副題は「words mean nothing at all!」

Flyer_20130224

企画はamante brancoのvocalのキヨちゃん。

Bamboo_pop

tinörksとしてamante brancoさんと共演させて頂くのは
去年の雲州堂での自主イベント『屋根裏のトロニカ』以来。

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松村さんは機材の都合があったので、2人編成の演奏でした。
それでも、一曲目のnorthにはgut guitarで急遽参加してくれました。
僕らにとってはサプライズ。ありがとうございます。


ひとまずset list


1 north
2 komorebi
3 Ljus och Snö
4 空の余白
5 homing


曲のイメージを知って頂きたかったので、
すべての曲間にMCを入れました。

3曲目のLjus och snoは新曲です。
ユースオースノと発音。

去年の12月にSwedenのstockholmに小旅行してきたのですが、
その影響が表れている曲です。

タイトルの意味は「光と雪」

leadの雫にスウェーデン語で詩を書いてもらいました。

内容は...

-----------------------------------------

Ljus och Snö Vi tyst en kort bön
Lägg en gåva och tänd ett ljus
för någon du älskar

Fröjd och Skog Vi ser fallande stjärna
Skratta med dig att tillbringa
en dag full av hopp


光と雪 私たちは短い祈りのために沈黙している
贈り物をしてろうそくに火をともす
あなたが愛する誰かのために

歓喜と森 私たちは流れ星を見ている
あなたと笑う
希望に満ちた1日を過ごすために

-----------------------------------------

曲の雰囲気は落ち着いたというか
どちらかというと暗い感じですが、
詩は希望的な内容で対照的です。


Swedenに行った季節が極夜(白夜の対義語)の時期で、
昼間の時間がとても短く、かつ昼間であっても、
空は常に雲に覆われていて、どんよりしていたことも
曲作りに影響していると思います。

内面的な部分を掘り下げるというか、
エネルギーを外に解放するよりも、
まずは心に明かりを灯すように、
祈るように自分を諭していくようなイメージです。

hapnaというswedenのフォークトロニカのレーベルが
あるのですが、そこのアーティストの曲には
落ち着いて、darkなものが多い理由が、
swedenに実際に行ってみて少し分かった気がします。


この曲は出来たばかりなので、今後の演奏の中で
アレンジが変わって行くだろうと思います。


tinörksの後は、amante brancoさんの演奏。
細野さんの「恋は桃色」や「はらいそ」のカバーは
しっかりとamante brancoさんの雰囲気をまとった
アレンジになっていて、バンブークラブの雰囲気にも
とてもマッチしていました。

個人的にはHOSONO HOUSEのアルバムが好きなので、
「恋は桃色」は特にグッときました。

tinörksでもカバーしようかな。。。なんて


amanteさんの後は、オンザハナウタならではのバンブーセッションに突入。


まずはキヨちゃん、松村さん、僕のtrioで
NYのsinger song writerのAni DiFrancoの
「Joyful Girl」をカバー。

blofeld(キーボードの上に乗っている白い機材)でエレクトリック・ピアノの音を
editして弾いてます。フレーズはとてもシンプルなもの。

原曲は尖っているイメージがありますが、
このメンバーでのカバーはとてもけだるい、
少々アンニュイな雰囲気。

voのキヨちゃんとは初めてセッションさせて頂きましたが、
唄い回しが独特なので、その感覚を掴み切れてなかったですが、
その分、未完成と完成の間の絶妙な位置、即興ならではの雰囲気や
ノリが出ていると思います。


「Joyful Girl」の後は、metallophonで雫を加えて
「風の谷のナウシカ」のカバーを4人でセッション。
この曲も細野晴臣さんの曲ですね。
映画では使用されてませんが、とても良い曲です。

amante brancoさんのverもあるのですが、
今回はtinörksのトラックでコラボレーション。

まだ動画を編集していませんが、また後日upしたいと思います。


この後は、FM COCOLOのDJ 加美幸伸氏を加えて
即興ポエトリーセッション。

ポエトリーリーディングと音楽のコラボは
以前にも何度かやったことがあり、今回も
とても興味がありました。


当日の様子。時間の都合でvol.1とvol.2に分けています。


本当に打ち合わせを一切していないので、
何が来るか分からない中での即興でした。


音色もフレーズも考えていなかったので、
こんなに緊張感のあるセッションは久しぶりで、
脳みそがフル回転していました。


終わった時の安堵感の表情が動画からしっかりと分かります。


手探りで始まった前半のリーディングから、もがきながら少しずつ
詩の世界を汲み取っていき全体がリンクしていく後半部への
変化が顕著に分かるので面白いと思います。


音楽がまだまだ可能性を持った生き物であることが伝わると思います。




聴いて頂きました皆様、共演して頂きました方々、
主催者のキヨちゃん、ありがとうございました。

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音楽家としてとても素敵な一日になりました。


僕らにはまだやり残したことがたくさんありますね。




建水

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コメント

ノギケンさん

「Ljus och sno」は『ecotone』以降に書いた初めての曲で、
今までとは少し雰囲気が変っているかと思います。
スウェーデンに行った影響が出ているかもしれません。

「Joyful Girl」はtinörksの音と比べると
とてもシンプルですね^^
昔ピアノで弾き語りをしていた頃を思い出しました。

投稿: 建水 | 2013-03-21 20:44

「Ljus och sno」
"歓喜と森"というフレーズには創造をかき立てられます。
新編成での音源化超楽しみです(o^-^o)

「Joyful Girl」
三人での即興的演奏なのに、
弾き語りの様な朴訥さに溢れていて素敵です(・∀・)イイ!

動画を拝見していると
音楽には無限の表情が秘められていると感じました♪

投稿: ノギケン | 2013-03-21 15:59

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