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2013-04-21

「デザインとは関係である。それは形と中身の関係」

4/14(日)に兵庫県三木市にあるcafe homeで開催された
『おいしいコーヒーとおいしい音楽の会』でのライブ動画です。

今回はMCも含めた特別編集版。
MCの英語訳テロップがあったり、3曲目『homing』でスウェーデン語の訳をtextで挿入したり、
動画内の随所にcafe homeの中庭の風景をふんだんに挿入したりしました。

天候や気候も良くて、自分たちにとってもとても心地良い
演奏をすることができました。


この映像を観て頂ければ、現在の僕らの表現、雰囲気がどういうものか
分かって頂けると思います。


Real_coffee_18


演奏は、もちろん音そのものや奏でる環境が重要ですが、
tinörksにとっては、それよりも雰囲気が大切で、
むしろ雰囲気にそっと添える様なインテリアの一部の
ようなものであればと思います。


少し話が逸れますが、音楽というのは、一般的な話ですが、
「調」というものが根底にあって、これは調和という、
つまり、平たく言うとバランスです。


音同士や楽器同士、音階、音符、リズム...
色々な要素のバランスを整えると音楽になると。

この考え方を、少し広げると、音楽を演奏する場所との
調和、つまりバランスも含めて考える必要があります。


僕が影響を受けたひとりに
ポール・ランド(Paul Rand)というアメリカのデザイナーがいます。
IBMのロゴが有名ですが。

彼の言葉に

「Design is relationships.

Design is a relationship between form and content.」

「デザインとは関係である。形と中身の関係だ」


という好きな考え方があります。


この考え方を、今回のイベント『おいしいコーヒーとおいしい音楽の会』に置き換えた場合、
例えば、形をcafe home、中身を珈琲のワークショップとtinorksの演奏とした場合、
それは各要素がお互いに関係していなければならないと。


cafe homeと神戸珈琲のコーヒーとtinorksの音楽のそれぞれの魅力が
相互に結びついている必要があります。


すなわち、調和がとれている必要があると。
どういう風にお互いが関係しているのかということ。

それは当然、イベントごとなので利害の部分もほんの少しだけあるのは否めませんが、
それよりももっと感覚質、クオリア的な部分で調和がとれて、
それをその場にいる人と共有することが、とても重要なわけです。


クオリアとは(wikiより)

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

心的生活のうち、内観によって知られうる現象的側面のこと。
簡単に言えば、クオリアとは「感じ」のことである。
「イチゴのあの赤い感じ」、「空のあの青々とした感じ」、
「二日酔いで頭がズキズキ痛むあの感じ」、
「面白い映画を見ている時のワクワクするあの感じ」といった、
主観的に体験される様々な質のことである。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


「こういう雰囲気って何かいいなあ」っていう頭の中に浮かぶふわっとした感覚。


その感覚をもし作りだすことができれば、それはきっと成功していると思います。

そして、今回のイベントは、その感覚を作ることができたと思います。


それは、決して緻密な計算によって作られるものではなくて、
そこに関係する全ての人の『心の動き』や『心の深さ』によって作られると思います。


今では記憶の中にだけしか残っていないそのクオリアですが、
映像を観て頂いて、少しでもその雰囲気を伝えることができればと思って、
動画を編集しました。


ぜひ最後までご覧ください。
そしてもしできれば、イメージを遠くまで広げてもらうと良いかもしれません。


建水


Real_coffee_2


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