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2014-10-08

日々の変化

tinorksの新譜の制作ですが、mix作業もあと2曲。
もう一息という感じで、ようやく大きな山は越えました。

今回は11曲収録で、過去の作品と比べるとヴォリュームがあります。
ある意味ベスト盤的なもので、アレンジやmixは変えてますが、
主要な曲はほぼすべて入ってます。

それからゲストミュージシャンも2組参加してもらいました。


tinorksのテーマのひとつである「風景に限りなく近い音楽」を
ふんわりと植物と土のカプセルに閉じこめた作品。


前作『ecotone』(エコトーン)の続編の位置づけでもあって、
ジャケットも自分が担当してます。



星を見ながらふと考えたタイトルは…




『odomyunica』


オードミュニカ




造語です。

星とは関係なくて、ある文章のアナグラムになっているのですが、
種明かしはまた改めて書こうと思います。

新譜完成後はレコ発のライブをします。

やります。

TWにも記事があがっていますが、大阪、近畿以外で良い場所を知っている方は
ぜひ教えて下さい。

雪の季節に突入すると思いますが、お誘いいただけるなら可能な限りどこへでも行きます。

Cafe_visby


ここまできたらどこまでも行こうということで。






「夢を叶える為にはポリシーを捨てれますか?」


ある人がほんわか衝撃的に言いました。


夢でなくても、何かを掴むためには、余剰な考えを脱ぎ捨てて身軽になる必要が
あるかもしれません。


以下、あくまでひとつの考え方ですが、

普遍的に大事なものは音楽の先にあるものだけでいいのかもしれません。

そこにいたるまでの道筋は常に曲がりくねっている。


音楽をはじめとする芸術作品は、喜怒哀楽をゆさぶったり、高揚させたり、煽ったり、癒したり、救ったり、
色々と影響力があります。


どういう位置づけて社会、人と関わって、どういう部分で貢献できるのか。


少なくとも音楽の先にあるものは、肯定する要素があればいい。
それを叶えるために、技術は使うものだと。

僕はそう考えます。


例えば、絵画を見て、心が動いて、それに気がついて、今、しっかりと自分を感じることができる。

生きていることを感じること。


綺麗なメロディー、心地よいハーモニー、みぞおちワクワクのグルーヴももちろん大切だけど、
その先に、どんなエネルギーがあるのか、音楽の作り手としてとても重要な部分だと思います。


その音楽を聴いた時にどういう結果になるのかと。


おおげさですが、ひとことつぶやく表現にさえにも、すべてに共通することだと思います。

僕はいつも反省ばかりで、それ言わなかったらよかったと、思うこと常々ありますが。。。


こういうことを考えていると、音楽のジャンル分けなんてどうでもよくなる。


どんな音楽でも、その音の向こうにどういうことがあるのかを考えると
聴き方が変わってきます。


想像力を研ぎ澄ますこと。


迷った時にいつも思い出す言葉があります。


大好きな写真家の故 星野道夫氏の言葉。



「人間にとって、きっとふたつの大切な自然があるのだろう。


ひとつは、日々の暮らしの中で関わる身近な自然である。


それは道ばたの草花であったり、近くの川の流れであったりする。


そしてもうひとつは、日々の暮らしと関わらない遥か遠い自然である。


そこに行く必要はない。が、そこに在ると思えるだけで心が豊かになる自然である。


それは僕たちに想像力という豊かさを与えてくれるからだと思う。」

(長い旅の途上:2002年 文春文庫)




P1070280




今こうして記事を書いている時に、知らない土地で植物は成長し、
ある人は笑顔になって、ある人は泣いて、怒って…
地球は宇宙の中を時速約10万7280kmで公転している。

同じ時を無数の生命、感情が未来に歩みを進めている。

そしてその無数はどれひとつとして全く同じものは存在しない。


それは何気に奇跡だと思います。


だからその中のたった一人の、ひとつの行動には影響力がある。

色々なことが瞬間、瞬間で変化しているのが日常。
変化させているのはまさに無数のひとつひとつの集合。


そう考えると、なんとなく、自分がやるべきことが見えてきそうです。



だいぶ話が脱線しましたが、
tinorks 通算6枚目となるCD

『odomyunica』(オードミュニカ)

あともう少しで完成です。
色々と想像広げながら、どうぞお楽しみに!

建水

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