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2015-01-27

古きよき新しい何か

前日のストロボカフェでのライブに引き続き
翌日は場所を埼玉県は大宮市にある
more recordsに移動して、
tinörks(ティノークス)初めてとなるインストアライブ!

In_more_re_1
※店内の様子




more recordsではtinörks(ティノークス)の新譜『オードミュニカ』と旧譜2作品
『ecotone』(エコトーン)と『gyrocompass』(ジャイロコンパス)を
委託販売していただいています。


In_more_re_2
(全部のCDに手書きのPOPが!素晴らしすぎる!)



埼玉を訪れるのもはじめて、インストアライブをするのもはじめてのことで、
不思議な気持ちの高揚が。。。

17時少し前にお店に到着し、店長の奈良さんにごあいさつ
店内の雰囲気がなぜか懐かしく感じる

なぜだろう




大学生になって本格的に音楽にはまってCDショップに通っては、
新しい音源を、時にはジャケ買いし、友人と「この曲のここに入っている音は、
こういう意図があるとか、こっちのver.の方がいいとか、
bassの動き方がいいとか、この曲はコード進行に味があるとか」
日々語り明かしていた頃の雰囲気

その頃の風景がフラッシュバック




古くさいとか、時代遅れとかいうことではなくて、
音楽に対してどんどんワクワクさせてくれる雰囲気が
そこには間違いなくあった。




それは、店が本当にいい音楽を、おもしろい音楽を、新しい音楽を発信し、
それに対してアンテナを張っている人たちが集まって生まれる
ワクワクした空気感のようなものだと思う。




学生の頃、大手CDショップによく行ってたけど、
more recordsで感じたのと同じ空気感があったと思う。

けれど、いつの頃からかそれらのCDショップには行かなくなった。
理由ははっきりとはわからないけれど






まだ知らない面白い音楽に、いい音楽に出会いたいという
好奇心をリスナーの自分はずっともっている。

音楽を作り始めたきっかけはその延長線上にあって、
CDショップにないなら、じゃあ自分で作ればいいということだった。

音楽活動をやっているとその意味も多少変わるのかもしれないけれど、
自分の中のリスナーを満たせるのは自分でしかなかったような気がする。
(結局はどこまで行っても満たせないのだが。。。)

けれど、推測論だけど、HMV、タワレコに行かなくなった時期に
more recordsのような空気感を持った店があれば、自分で音楽を作らずに
そこに通うことで、気持ちは満たされていたのかもしれない。




こういう風に考えると、今回のインストアライブは
音楽の作り手になった自分がタイムマシンで、
リスナーとしてワクワクした日々を過ごしていた時代に戻って、
今度は音楽を伝えようとしているという意味にも捉えることができ、
これまた不思議な感覚になったりする。




tinörksのことを知っていただいた方々には、
音楽には色々な音、楽器があって、たくさんの表現方法があるし、
何より、音楽を聴いてワクワクして欲しいといつも思います。

流行りやメッセージは決して押し付けられるものではなくて、
音楽を純粋に、そして音楽の先にあるものを
できるだけたくさん楽しんで欲しいと思います。






前置きが長くなりましたが、
機材の準備ができてリハーサル開始
More_rec_tinorks_jpglarge
※いつになく真剣なシズーキーのまなざし




そうそう、書き忘れましたが、tinörksの『Hinata』のライブ動画や能勢電鉄の映像を
作ってくださった新原さんとmore recordsの奈良さんは、古くからの知り合いで、
びっくりしたのですが、縁というのはやっぱりあって、つながる運命にあるものは
遅かれ早かれ繋がるということを、改めて垣間見せられた日でもあったわけです。




開場に近づくにつれてたくさんのお客さんが来場
定刻になりいざ開演




More_rec_tinorks_1




【Set List】

#1 Odomyunica
#2 Fullerene

MC

#3 Ljus Och Snö
#4 Pinion

MC

#5 Houra

MC

#6 Homing

(EN)North




一曲目のOdomyunica(オードミュニカ)という曲は
この日のために準備したOpening SE的なトラック
ステージで僕だけが弾いて、その間に他メンバーが
順に登場するというライブならではの見た目の動きが欲しかったのと、
オードミュニカの世界観をもっと楽しんで欲しいという意図がありました。




Fullerene(フラーレン)以下はおなじみの曲ですが、
ライブだとフレーズやエフェクト、音色が違うので、
すでにCDを聴かれていた方は、「あれ?違うな」と思ったかもしれません。

それからエレクトロニカな音楽をやっているわりには
MCをちゃんとするんだなとも思ったかもしれません。
(ときおり大阪弁になるし)






リラックスした中、ライブは進み、最後にはなんと予想外の
アンコールをいただいてうれしかったです。

終始暖かい雰囲気で会場を包んでくれたお客さん、
支えていただいたmore recordsの奈良さん、yucoさん、
心から感謝しています。

ありがとうございました。





ライブ後にたくさんの方々とお話することができて
この上なく楽しいひと時を過ごすことができました。

Railnöscape(レイルノスケイプ)、Pinion(ピニオン)
もちろん僕も好きな曲です!




tinörksの音楽を表現するときによく「風景の見える...」というのを使いますが、
それは音楽の風景ではなくて、音楽を通して出会えたすべての風景なのだと
最近思うようになりました。

それは音楽よりも大切な価値のあることだと
時間が経てば経つほど思うようになる気がします。






学生の頃、知らない音楽に出会えた時
興奮して何回も何回も繰り返し繰り返し
音に心が旅した日々

その頃の自分に少しだけ音楽を届けることができた気がしたライブだったように思います。




P1080116




タテミズ

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