« ODOMYUNICA深解説 / #3.Tin Toy , #4. Pinion | トップページ | 【特典音源公開】クジラが空を飛んだ日 [ver.1.5] »

2015-01-13

【特典音源公開】空の余白

tinorks (ティノークス)の新譜『オードミュニカ』の購入特典の音源の公開!
(ダウンロードはCDケース内記載のパスワードで特典サイトにログイン)

4枚目のCD『ecotone』(エコトーン)の
続編の位置付けとなる『空の余白』

Vocal/Chorus/Rainstick : Shizuku Kawahara
Guitar : Koichi Matsumura
Lyric/Music/Keyboard/Programming/Mix : Hosei Tatemizu




ある朝思い出すのは
僕のかけら 道端を行き交う
とりとめのないしぐさは
ぽっかりと空いた景色に埋まっていった

空の余白が好きだな なぜか
昨日のこと話せる気がするから

季節の片隅見上げて
君が言った
消えそうな台詞
その行間に海が開けた

言葉としぐさの余白 埋めないで
空から落ち葉 絵になるその時
一番深い心のある場所
前よりもっと知れたらいいな


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇




メンバーが増える以前からライブで演奏していた思い出深い曲で、
初代ギタリストの松村氏のアンビエントなギタートラックを入れた
新しいverでのリリースとなります。

サウンドは細野さんの「HOSONO HOUSE」の影響が出ていますね。




音数の多いもの、抑圧的なもの、過度に言い過ぎる表現...
それらは理解できるけれど、自分にはしんどくて、どうしても好きになれなくて、
なぜだろうと考えたら、想像するための余白がそこにはなかった。

例えば、映画だったら伝えたいことすべてをセリフで言うのではなくて、
セリフを7割にして残りの3割は表情やしぐさ、登場人物がたたずむ風景の描写で
観客に伝えること。

それらは非言語な要素なので、具体的にはこれですっていう正解がなく、
曖昧なまま次のシーンへ。

作者からは正解を提示されないので、ある意味謎のまま、けれども
自分自身で考える余地が提示されるわけで、このシーンでは
実はこういうことを登場人物は考えていたんではないかなとか、
想像めぐらせることを楽しめる。




Yakushima_hama2_3






日本の美のひとつに枯山水があります。

砂や石、流木などで空や海、果ては宇宙を表現する芸術ですが、
砂で表現した海に本物の水を、石の配置から宇宙を、各自が想像して
実際目の前にそれらを浮かび上がらせて表現を完結させるおもしろさがあります。

これにも作者が意図的に想像の余白を作ることによって、
その作品の奥行きや物語を生み出しています。




あえて言わない、説明しない、描かないこと

言葉で埋めれない気持ちのゆらめきは、しぐさでそっと埋めてみたり
そういう風景はとても絵になるなあと。

作品に対して想像の余白をいつもどこかに作ること

そこからまた何かが生まれて違う物語が始まると
面白いんじゃないかなと思っています。




特典音源第二弾もありますよ。
ではでは。




タテミズ


|

« ODOMYUNICA深解説 / #3.Tin Toy , #4. Pinion | トップページ | 【特典音源公開】クジラが空を飛んだ日 [ver.1.5] »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ODOMYUNICA深解説 / #3.Tin Toy , #4. Pinion | トップページ | 【特典音源公開】クジラが空を飛んだ日 [ver.1.5] »