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2016-05-23

森の中にいる

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2016年5月15日
兵庫県は三木市にある
ガーデンカフェ Cafe homeさんで開かれた
『新緑の会』で演奏させていただきました。


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Cafe homeさんでは前回2013年に開催された
『おいしいコーヒーとおいしい音楽の会』以来
3年ぶりとなる演奏です。


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この日は絶好の天気ととても過ごしやすい気候で
カフェの中央にある植物あふれる中庭を
ながめながら、TINÖRKSの音楽にのせてたくさんの風景を
お届けしました。

スペースの都合でシズーキーとシモーヌと自分のトリオ編成での演奏


Set list




MC

Komorebi

MC

Fullerene
Rigel

MC

Hinata
Sinfonia

MC

Homing




いつにも増してエレクトロニカの垣根を取り払う
シズーキーのMCをたっぷりと挟みながら
最近演奏していなかった曲も織り交ぜて
ゆったりとしたライブ


中庭や店の周りにある
草花、木々、苔などたくさんの植物
すがすがしさや瑞々(みずみず)しさ
やわらかい緑の世界に導かれ、
風景に音を添えるように演奏


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音楽を奏でていると、
いつのまにか心地よくなって
眠っている時のような無意識の感覚に
なる時もありました。


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カフェの屋内で演奏しているにもかかわらず、
中庭へ開放されている窓から
ときおり透き通った風や植物の匂い、
木漏れ日の光が入ってくるので、
まるで森の中にいるような不思議な気分にもなります。


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音楽というのは、空気を振動させているだけで
本来は実体のないものですが、
そこに心が安らげる空間があって、
そして自分も含めた生きとし生けるものの存在を
感じられる時間があるのなら、
音楽は振動以上の何か、それぞれの心の中にだけ、
確かに存在する風景になり得ると思いました。


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Cafe homeさんのような他にはない緑があふれる場所で
演奏させていただけて本当に感謝しています。

お聴きいただきましたみなさま、
CDをお買い上げいただきましたみなさま、
スタッフのみなさま、
そしてオーナーの田中様、
ありがとうございました!


TINÖRKSの音楽は演奏する場所にとても左右されます。
それだけに、Cafe homeさんのように
意識しなくても身近に生命の躍動を
感じられるオーガニックな空間で
音楽を表現できたこと、
それはまさに僕らにとって何にも代えがたい
至福のひと時でした。

“Hinata”でバードコールを鳴らして演奏した後、
外で鳴いている小鳥の声が耳に入ってきたことが、
とても印象に残っています。







演奏、その空間に馴染むように、滲むように、
いつしか音楽が音楽でなくなって、
地球の音の一部で響いているように、
TINÖRKSの音はそういうものかもしれません。


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ライブ前に、このイベントのために特別に用意された
薬膳ランチボックスをいただきました。


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見た目がみずみずしく、後味もよくて
ほんとうに美味しかったです。


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なんの違和感もなく体に吸い込まれていくような
美しい季節のお弁当


国際薬膳学院 学院長を務められる
赤堀真澄さんがご提案されたメニュー

せっかくなのでランチボックスに付いていた冊子の
テキストを紹介させていただきます。




「私たちが普段から食べている食材には
何でも薬効があると考えています。

たとえば白菜やキャベツ、鮭やサバ、リンゴやいちごなど、
それぞれの食材には薬効があります。
その食材のパワーをもらって
「食べることで体調を整える」という食事を”薬膳”といいます。




漢方薬のような薬が入っていないとだめとか、
中華料理でないとだめというものでは決してありません。
薬膳は難しいものでもなく、特別な調理技術なども要りません。




自分や家族の体質を知って、季節を感じ、適切な食材を使うこと
たったこれだけで、いつものおかずや、
普段のお味噌汁でさえ充分薬膳になります。」




「5月に向く食材は「緑の濃い香りの強い野菜、豆、トマト、サクランボ」が
おすすめです。それらを使った薬膳懐石風ランチボックス」

メニューは

◇枝豆とひじきの混ぜご飯
5月はいろんな豆を食べると体が喜ぶ季節です。
新しい環境に疲れた体に元気を補いだるさを和らげます。


◇よもぎ素麺と緑の香りのお吸い物
5月には自然界の陽のエネルギーがグングン増していきます。
それにつられてこの時期は誰でも気が上に引っ張りあげられるので
イライラしやすい季節です。香りのよい香味野菜が
春のストレスを解消して気持ちをすっきりさせます。


◇プチトマトのマリネ
5月の紫外線が一年で一番強い季節。
こんな時は美白効果の高いトマトの力を借りて、
内側から美肌を作りましょう。


◇独活(うど)の牛肉巻き 黄身酢添え
その季節に採れる食材は、その季節の身体が欲する効能を持っています。
苦味のある山菜の多い春の代表のひとつ「独活(うど)」
その苦味は余分な熱を取り解毒する働きがあるとされています。


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◇黒豆入り出汁巻


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◇アメリカンチェリーの赤ワイン煮
サクランボは体内の湿気を排出させ、女性に不足がちな血をよく補います。
そのまま食べてもいいのですが、薬膳では血を巡らせるシナモン入り赤ワイン煮が
おすすめです。






それにしてもイベントを開催するだけでも準備の段階から
とてもエネルギーがいるのが分かりますし、
そしてなおかつひとつひとつ丁寧に作られた
薬膳ランチボックスまで提供してくださる
スタッフの方々、オーナーの田中さんの
意気込みに圧倒されます。


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そしてメインストリームではない
エレクトロニカという音楽を
演奏するTINÖRKSに
声をかけていただいたこと

心から誇りに思います。






さて、メンバー5人を乗せた船は
東谷へと舵を切ります。

夏へと向かう風に帆を張って
目指すは旧平安邸

近代和風建築の時空で奏でる
北欧エレクトロニカ

船出的な惑星賛歌
新曲”Terarrium”(テラリウム)も

その次のライブが決まっていないので、
この貴重な機会をどうぞお見逃しなく!


建水




【Live Information】


東谷ズム2016

【日程】2016年6月5日(日)
【会場】旧平安邸(川西市郷土館)
(〒666-0107 兵庫県川西市下財町4−1)

【開演時間】13:30
【終演時間】14:15
※入場無料

新メンバー(Cello&Bass)を加え
さらにミヒャエル・ゾーヴァ的物語を増した5人編成となり、
Fullereneの続編となる新曲「Terarrium」も演奏予定

演奏時間は心がたっぷり旅する45分!

会場となるのは、かつて精錬所があった
敷地内にたたずむ近代和風建築の結晶「旧平安邸」

時を超える空間に響く、どこか懐かしくて
けれども、まだ見たことがない
心にたなびく風景をぜひお楽しみください

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