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2017-01-25

そして手を振ろう

縁というのは不思議なもので
それには逆らえなく、抗えなく、
ただ受け入れるしかありません。

以降、TINÖRKSは4人での活動になりました。

できる限り努力はしましたが、
自分の努力が足りませんでした。

それを本業としないインディーズミュージシャンの
活動は、各々のモティベーションによってのみ
それが維持されると思います。

それは何を差し置いても音楽を優先するということを
意味するのではなく、その時の状況においてベストを
尽くすというモティベーションを意味します。

音楽に時間やエネルギーを費やしたからと言って、
何かを保証するものではないので、
モティベーションを生み出して、維持するのは
とても難しいと思います。

また、モティベーションの度合いは
各々で変わります。

それを自分が測れなかったことが
悔やまれます。

5人編成でのライブはほんの数回でしたが、
幸運にも数曲はスタジオライブという形で
残すことができました。

同じ演奏をもう二度と実現できませんが、
僕にとってずっと思い描いていた
世界観が作れたこと、それは
音楽的な心が満たされた瞬間でした。

5人編成での表現は、まだまだ多くの
音楽的可能性を含んでいましたし、
試したいアイデアもたくさんありましたが、
それらはまたいつか違う形で出せればと
思います。


これまでもメンバーの入れ替わりがありました。
その度に思うことは、ライブやスタジオでの練習も含めて
もしかしたら、その時がこのメンバーでの最後の演奏になるという
切なさでした。

この世界に存在するすべてのものは永遠ではない、
だからこそ、その瞬間に目の前のことに集中して、
できるだけ楽しんで、胸に刻んで、
その時が二度と訪れないということを
意識するようになりました。

音楽活動をしていると色々なことがあります。
自分ではどうにもならないこともあります。
けれど、その時こそ顔を上げて進む必要があります。

いい音楽を作りたいから。

建水

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