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2017-03-25

「Whale vs Elephant」とは何か?

ドイツはトリーアからトビアス・ブラウンの

Whale vs Elephantを迎えて

4/30から始まるコラボレーションツアーですが、

そもそも「クジラ」対「象」を意味するWhale vs Elephantの由来となったのは

何かをトビに尋ねました。



その答えがこちら



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Tobias_1


(原文)

It's not really a long story, but it can mean different things for different people.

So many small storys actually



It's about the inner fight in ourselfes.

If making desicians it's always like two big animals are fighting insight ourselfes.



What animal do I want to be? The Elephant being "safe on land" heaving a job

and always money but feeling trapped in his all day routine .

Or the whale, struggeling in the big ocean, not knowing what the next day will bring but freing
himself and making the big jumps the elephant can never do.



I ever had times in my live where I was the whale and other times when I was the elephant.

But in both situations the only constant I always had was music.

My music brings people together, no matter if they live a whale or elephant "kind of live" right now.

And it is my door between the world of the whale and the world of the elephant.



It gives me a red thread always whem I'm struggeling between this worlds.



I'm sure that everybody can make his own small story out of it.

Cause everybody has to make a lot of desicions in his live and feels those animals fighting



分かりやすいように翻訳したものがこちら↓



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それは状況が全く違う人々についての話

僕たちは心の内側に葛藤を抱えている

ひとつの決断をする時、まるで二匹の動物が戦うように



仕事やお金があり、安心が保障されている場所に象は住んでいる

そして、同じ日々をただただ繰り返すという罠にはまっている



一方、果てしない大海原でクジラは生きている

苦しい日々には違いないけれど、世界はずっと広いことを知っているから、

自分自身の可能性を感じることができる。



そしていつか訪れるであろうその日に

象が決してできない大きなことを成し遂げる



僕は今までの人生の中で、そのクジラになれた時があった。

もちろん象としての時間もあったけれど。



大事なことはその両方の時間には共通して

常に音楽が存在していた。



僕の音楽によって多くの人が集うこと

それは象としてまたクジラとして生きる人たちそれぞれの世界をつなぐ扉の役割。



この世界で生きることがつらい時、人が集う場所は

生命力にあふれている。



それぞれが自分自身の物語を生きることは、

多くの決断をすることであり、

それはまさに「クジラ」対「象」の戦いなんだ。



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Whale vs Elephant 「Normal」




決断に対しての心の葛藤を二匹の動物に例えていたとは

驚きでした。



トビアスはドイツの首都ベルリンに住んで活動していた時期も

あったのですが、ドイツ国内だけでなく、フランス、スウェーデン、

アイスランド、ロシア、ルーマニア、最近ではグルジアなど、

たくさんの国々を訪れて現地のミュージシャンとコラボレーションを重ねてます。



youtubeにはそれらの演奏風景がいくつも見つけることができます。



文化の違う人たちとセッションを重ねて、

自分の音楽性や考え方、人生観までもを広げています。



リスナーをただただ煽るだけのメインストリームの音楽ではなく、

リラックスできる音楽を演奏して、いい空間を作って、

リラックスできる音楽を好きな人たちと、一緒にその時間を

共有したいということを、僕がトリーアに滞在していた時に

話してくれました。



TINÖRKSも同じ雰囲気を持っているという点で

共感してくれたのを覚えています。



もちろんドイツ人なので、日本人の価値観とは全く違いますし、

僕が思っていた堅実なドイツ人のイメージとも実際会ってみると

違いましたが、とてもフランクで、驚くほど心が外に解放されています。



それだけに、TINÖRKSの他のメンバーと絡んだ場合どういう風な

雰囲気になるのかが、個人的に今回のツアーの楽しみのひとつでも

あります。



トビのおかげで長年の夢だったTINÖRKSのヨーロッパでのライブが

実現し、それはまさに自分の音楽活動のひとつのピークでもありました。

ただ、それには幸運にも続編が用意されていて、それがまさに

今回のWhale vs Elephant+TINÖRKS Japan Tour2017になるわけです。



インターネットで世界中の情報が手に入る時代とはいえ、

実際に訪れて体験する皮膚感覚の情報は、ネットの情報を

はるかに凌駕し、その人の人生に刻まれます。



トビが日本に来て経験するすべてのことは、

彼のフィルターを通してどのように吸収されるのか、

僕にとっては興味深い所ですが、できるだけ修飾しないありのままの

日本を知って欲しいと思っています。



日本人の考え方、食べ物、日常、音楽、サービス、

話し方、たたずまいなど、ひとつから全体を

その逆もまたしかりというように、

日本を形作る「何か」を捉えて欲しいと思います。



そして、日本でくすぶっている

野心のあるインディーズミュージシャンに

ヨーロッパで演奏できる機会を作って欲しい

それは僕の切なる願いです。



音楽の可能性はネットではない所に存在する。

一線をこえるチャンスは人生にそんなに多くは訪れないと思うから。





ライブでトビアスにあった時は、みなさん、ぜひたくさん絡んであげてください。



建水

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