2009-09-24

『天窓から外へ』

cappuccinoのライブ音源から『天窓から外へ』という楽曲をMy Spaceにupしました。
ライブではあまりやってなかった曲です。『コバルト』同様、曲の構成が一般的ではなく、
最後のメインのモチーフで解放的な広がりになるように作りました。

曲作りのきっかけとなったのが、「海の時空館」という施設で、ここを訪れた時にそのエントランス部からメインホールまでの過程と幻想的で解放的な空間にとても高揚しました。

音源を今振り返って聴くと、vocalの緊張した声、振るえが生々しく伝わってくるし、当時のアレンジの癖が分かります。

唄とピアノを弾く右手、左手それぞれが独立してそれでいて調和するというようなアレンジに惹かれそれをとても意識していました。なかなか自分のイメージ通りにはいきませんでしたが。。。

それから楽曲中のノイズを消そうと試みましたが、どうしても上手くいきませんでした。
この辺はMTRの限界だと感じていて、またライブ音源だということもあり割り切って考えました。

『天窓から外へ』

いつもは 吹かない 風がきこえる

見上げると丸い天窓
頭の上 海が漂い

誰にも知られない場所
見つけた かすかな灯火

時が止まったままの壁模様
繰り返し響いている呼吸をして

瞼にさえぎられても
まだ見つめた 透明の輪郭

このままの状態
何かが起こりそう
五感を伝わる
生命の波動に満たされていく

見上げるとまるで瞳の中
青と白の球体のオブラートになる

今にもなくなりそうな重力
少しだけ緩めた支える手を

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2009-09-20

ギリギリでハンドルを切らなかった楽曲

『Hoist the sail』に続いてcappuccinoで活動していた頃の懐かしい楽曲『コバルト』をTinorksのMy Spaceにupしました。

この曲はA-B-C-間奏~というスタンダードな構成ではなく、独立したモチーフを繋げて構成されています。決して前衛的なものではなく、こういう曲も音楽としてあっても良いし、面白いかなと思います。

cappuccinoの初期の頃に書いた曲で今聴くと非常に懐かしく、思い入れの強い曲です。
音源はライブなのでピッチのずれやミスタッチがあるのは否めませんが、何か伝わるものがあれば幸いです。

当時は予定調和的なものが嫌いで、構成を考えるにしても、他があまりやってないような構成にしようと思って曲を書いてました。それだけにライブではあまり受け入れられなかったと思います。

『コバルト』

耳を澄まそう
眼を閉じよう

コバルトの海が
理性を失くし
輪郭を浮き彫りにする前に

嵐が来る前
雲ひとつない窓
鍵をかけたままで
奇跡を祈る
無力さを消してしまう
コバルト・ブルー

地平線を見渡せる
小高い丘

どこまでも遠くへ自分を預けて
体から心がそのまま抜け出して

涙風にそっとそっと吹かれていく
最果ての横顔を誰よりも
君へ向けよう

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2009-09-14

cappuccinoの音源のことです。

以前そこそこ活発に活動していたcappuccinoというユニットのそこそこ膨大な数のライブ音源をふと気になって、聞いていると意外にも良かった音がありました。

演奏曲のほとんどは『Tee』以降の曲で、アレンジも毎回長くなったりコードが変わったりして今聞くとイントロだけだと自分でも分からなくて、そこがまたおもしろいなと。

音源化していない曲をそのまま捨てるのは勿体無いという性分も手伝って、これらの曲をひとつの作品に出来ないかなと思い立ちました。

ライブは90%ミノヤホールでのもので、録音メディアはMDだけど、これを自分でなんとかマスタリングできないかなと。。

で、とりあえず『Hoist the sail』というインスト曲を色々いじって、マスタリング的な処理を施してみました。

My Spaceにupしたのでcappuccinoを知ってる人、知らない人関係なく、良かったら聴いて下さい。

ちなみに、ライブ音源の中からチョイスした曲は16曲ほどあります。
少しずつマスタリングしてCD化できたらなと思ってます。

また、ブログで進捗を書きます。

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2007-02-11

音楽室

間に合わなかった新曲です。(悲)
せめて詩だけでもアップしようと思いました。ちなみに曲、アレンジ完成しています。譜面と唄が間に合いませんでした。

                                             

『音楽室』

日向ぼっこやめて行こう
お昼休みの音楽 
階段をのぼる君と僕

ワクワクする気持ちまわる
誰もいない音楽室
こっそり来てみた君と僕

ピアノ ピアノ ピアノ

片手で弾いたら音が足りなくて首をかしげる
二人で弾いたらどんな音になるでしょう?

帰るふりして行こう
夕暮れ入った音楽室
ひっそり聞こえる胸の音

ピアノ ピアノ ピアノ

今度は真っ黒なフタを開けてみよう
二人で弾いたら音がたくさんあふれ出す
知らない音楽君と探しに行こう
僕らは知らない音楽の旅をしよう
聴こえるそのままの音を感じていよう

(copyright 2007 cappuccino)

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みんなの唄にでも送ろうかな。

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2007-02-07

あいさつ文

Middlenote24

ミドルノート工房での最後のライブにお越しいただきました皆様、本当にありがとうございました!

カフェでのライブは久しぶりでしたので、いつものライブとは対照的な感じになりましたが、
とても大切な時間を過ごす事ができました。

(ここからはちょっと固めに書くぞ)

cappuccinoの活動を始めて約5年と少し、間に8ヶ月の充電期間はありましたが、ほぼ休むことなく毎回毎回、全力でそれこそ命を懸けて、聴いてくださる方に少しでも何か感じていただきたくて表現してきました。

活動初期の頃は、ほとんどイメージ通りにならないライブがほとんどでした。それでも、毎回少しずつでも良くしようと思いながらやっているうちに、この充電前最後のライブに至りました。2005年の後半頃から少しずつ、イメージを音に表せるようになり、2006年頃から楽器もライブの度に増えていくような、演出もやりたい放題?、しかけだらけになっていき、充実した演奏ができるようになりました。

それには相方の雫が牛歩的ではあるんですが、地道な努力を重ねては崩しまた重ねては崩しといったことを繰り返しながらも、常に妥協しないで自分を成長させることに全力で
取り組んでいたことが大きく関係しています。それから、ライブを楽しみにしてくださる方々が僕らにとってどれだけ大きい存在であるかは到底言葉では言い表せません。それはまたライブが成功する最大の理由でもあります。

それから、ライブでコラボレーションさせてもらった幾人かの素晴らしいアーティストの方々からは、たくさんの刺激を受けて、至福のひと時を過ごせました。

充電のため、職のため、音源のため、将来のため、ライブをお休みするのはひとつだけの理由ではないです。それから、またライブをできるのか(するのかではない)は未定です。ライブをするからには中途半端なものにはしたくないと考えているからです。

今までライブをする時は、一回一回、倒れてもいいと思うくらいのエナジーをつぎ込んできました。曲作りから、アレンジ、演出に至るまで、しがらみがないのを追い風にして、その時にやれるだけのものを表現してきました。人によっては、様々な見方があると思いますが、純粋に、また自由に表現できるのは(しなければならないのは)、インディーズ
(このくくりにかなりの違和感があるが)アーティストの特権です。ウケをねらったり、何かにこびたり、人真似をするのではなく、(かつ恣意的ではなく)純粋にクリエイティブなことをしないといけないのではないかなと思います。それは、自己満足であってはならないし、
他者と共有できるものでなければならないと思います。

分る分らないだけで判断する聴き方ではなくて、おもしろさを発見する聴き方、楽しみ方がもっと慣習的になることを願う一人です、僕は。絵画だって、そのバックグラウンドや作家のことが分ったほうが、絶対にその作品の見方が変わってくるし、おもしろいに決まってます。

だから、作り手は作品にしかけを(おもしろい罠)を仕掛けるべきなんです。もちろん責任を持って。自由放任の表現はどうかなと思うけど。

(今日は書くぞ!)

かなり、脱線してきたので、ミドルノート工房でのセットリストを書きます。この日は音楽的無礼講。2ステージあって、なおかつ持参したデジタルピアノでしたが、ゲストのオカリナ吹きのユカリナさんとのセッション曲あり、久しぶりに僕の長MCあり、でその場で手作りしているような貴重なライブになりました。

set list

1. The South Wind
2. ひとつのショコラ
3. Inisheer
4. 風のとおり道(カバー)

休憩

5. fire a salute
6. ユカリナさんオカリナソロ
7. The nameless world
8. Tee

ひとつのショコラからユカリナさんにオカリナで参加してもらいました。アレンジも少し変えて「森」の色が濃くなりました。ユカリナさんが耳コピしてくださっていたので、スタジオではすぐに合わせることができました。(ユカリナさんの音感はすごい!僕にはその才能はありません)それから、当日に新しいオカリナを購入されていて早速それを使用されてました。

続くInisheerでも最初にウィッスルとオカリナが交互に出てきて最後はユニゾンになるという構成にしました。ウィッスルとオカリナの音が混ざるというスタイルは、日本広しと言えども、それをやっている人は少ないんじゃないかなと思います。前日に初めて3人でスタジオに入ったのですが、本番の方が断然ユニゾン時の鳴り方が良かったです。

cappuccinoの曲は民族楽器と相性がやっぱりいいと再確認。オカリナはイタリアの楽器だから、やっぱり自分の興味と通じるものがありました。

続いて、スタジオジブリ作品から映画「となりのトトロ」の挿入曲、敬愛する久石さん作曲の「風のとおり道」を3人で演奏。ユカリナさんが一緒にこの曲をやりませんかというお誘いがきっかけで、アンサンブルのアレンジを急遽書きました。カバーはほとんどやらないのですが、ジブリはやっぱり例外的。

前日のスタジオで最初合わせた時に、もうほとんど完成されていて、3人のジブリ値の高さを改めて再確認。(みんな影で練習してきた感あり)デジタルピアノじゃなかったらもっとよかったのになあと後悔はありますが、本番がとても良かったので満足してます。

休憩をはさんでお馴染みタッタタララ。前半部があるから後半が活きるんだけどなあ…。3連恐るべし。その後は、打ち合わせになかったのですが、急遽ユカリナさんにオカリナのソロ曲を吹いてもらいました。オカリナの音色だけで十分気持ち良い!伴奏がもしあれば蛇足です。タイトルは忘れたけれど、確かスパニッシュケルトの曲だったかな…。展開がものすごい印象に残っています。40分ほどのステージでオカリナ演奏を聴いてみたい!本人はそういうことには無欲なのかなと思ってしまいます。

それにしても、オカリナの音と共演できるとは思ってませんでした。ユカリナさん本当にありがとうございました!ウィッスルとオカリナのアンサンブル良かったなあ…。

それを想定してきちんとしたオリジナル曲を書きたい。でも充電だしなあ。そういえば、行きしなの電車の中で雫が、cappuccinoにオカリナが入ったら、「歩星と森のゆかいな仲間たち」というユニット名が合うなあと言って思わず笑ってしまったけれど、実際「風のとおり道」はそんな音になってて、演奏中に思い出し笑いしそうになってやばかった(汗)

そんなことはまあいいとして、この日のライブに来ていただいた方々には、心から感謝しています。みなさん暖かく聴いていただいて、演奏後に色々と音楽の話ができて楽しかったです!まさにカフェライブの醍醐味。思ってみれば、最後にして初ワンマン(笑)。それに気づいたのが本番中。やっぱり生演奏は聴くのもやるのもどっちも気持ち良い。一区切りとしての大切なライブがミドルノート工房でできたこと、そしてそれを聴いてくれた人がいることが本当にうれしいです。この日は僕にとって忘れられない日です。

復活の時を願って、深海、海の底へ行ってきます。

Think and Sink

 
考えすぎて頭でっかちにならないようにしないと。

ではではみなさん、ライブではちょっとご無沙汰します。ブログは書くと思いますので、また活字で会いましょう!

建水歩星

Middlenote242

(All phot by mino san. Thank you!)

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2007-02-03

海底までまだまだ

明日のミドルノート工房でのライブにゲストで出てくださるオカリナ吹きのユカリナさんとスタジオリハしてきました。

カバー曲のアレンジをピアノ、ティンウィッスル、オカリナ用に変えて音合わせしました。ウィッスルとオカリナが絡むのは今まで聴いた事がないので、かなり新鮮でした。(これは新しい組み合わせだ)

あと、ユカリナさんがカプチーノのある曲を吹いてくださったので、それを是非コラボしようということにもなりました。(予想外の展開)それから、時間があったのでもう1曲やろうという事にもなりました。

音楽や演奏がどうのこうのじゃなくて、何か通じるもの、共感するものがあると、アンサンブルが非常にやりやすい。チェロ奏者の竹内さんとのコラボもやっぱり、通じるものがあったから、それがライブ成功の最大の理由にもなったとも言えます。(竹内さんの感受性の高さには脱帽です)

今回、オカリナ吹きのユカリナさんとのコラボレーションは初めてですが、自然体で臨めるので不思議な感覚です。cappuccinoは民族楽器との相性がかなりいい方なので、やはりオカリナともいい感じに響き合います。明日は充電最後のライブになるかもしれないけれど、そのライブでユカリナさんとコラボレーションできることに心から感謝しています。

(ここでひとまず)

5年と少しの間活動してきたけれど、本当に多くの方に支えられ、時に駄目だしされ、時に救われ、共感してもらい、同じ空間を分かち合えたことに心の奥から感謝しています。おかげさまで、多くの曲が生まれ成長していきました。今後、またライブをできる環境になるかどうか分りませんが、もし奇跡的にそうなれば、やり残したアイデアや曲を意外な形でお見せできるようにするつもりです。

今まで音楽を通じて出会えたすべての方々に感謝の気持ちをお伝えします。

本当に本当にありがとうございました。

そして、また深海から地上に戻れる日を自分自身願っています。

(なにわともあれ職が決まらねば)

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2007-02-01

深海途中 cafe live

Middlenote2

2月4日(日)ミドルノート工房にてカフェライブをやります。

19:00 start

charge ¥600

20分ほどのステージを2回やります。オカリナ奏者のユカリナさんとのコラボレーションも一曲ほど予定しています。そして、この日が充電前最後のライブになります。色々思うことがたくさんありますが、一旦休止します。理由は転職後落ち着くまで、音楽ができないだろうということです。休止は苦渋の決断でもあります。音楽的な理由ではないので、それはそれで、表現欲求不満がたまるということもあります。

だから、最後はカフェの空間でリラックスして演奏するのがいいなんて思っています。お食事をしながら、音楽でもどうでしょうか?聴きたい曲があれば、言ってください。演奏しますんで。

ではでは、深海の途中で少しカフェに寄り道します。

Middlenote1

あと、そうそう、食事をされる方は、3、40分前にお越しください。

道順など詳細はcappuccinoのHPにアップしていますのでどうぞご覧下さい~。

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2007-01-25

3日後公開

28日のミノヤホールでのライブで活動をいったんお休みします。来月の4日にカフェのミドルノートでのライブが決まっていますが、それは余韻的な感じになると思います。手は決して抜かないけれど。

活動を続けることに色々と種々様々な問題があって、ここらへんでいったん休んだほうがいいんではないかなと思い決断しました。けれどcappuccino以外での活動はもしかしたらあるかもしれません。相方は分らないけれど、僕は充電も兼ねて当分休ませてもらいます。(奇跡的な復活はなくはない…)

今、28日のライブに向けてリハをがんばっています。チェロが入った曲もかなり良い感じに仕上がってきました。短いですが新曲も書きました。当日は今までで最高のライブなると思います。充電前のライブなので、絶対にいいものにしたい!それだけを思っています。

忙しい中、スタジオリハをいっしょにがんばった相方の雫と短期間のうちに仕上げていただいたチェロの竹内さんに心の底から感謝してます!

本番まであと3日です。

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2007-01-21

As Museum Music

Teejacket_1

2007/1/28(日)
ミノヤホール

open 18:30 /start 19:00
ticket 前売¥1000
当日¥1200
(要1drink order¥200)

cello奏者の竹内さんが参加してくれます。
最高のライブを是非お聴きください!


チケットのご予約、お問い合わせはmailにて
お気軽にお申しつけください。
Mail

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2007-01-08

歌の物本

今年最初のライブです!

2007/1/13(土)
Maiden Voyage
「本物の歌」

open 17:30 /start 18:00
ticket 前売¥1500
当日¥2000
(要1drink order¥500)

他出演
小山聡 / 居倉健 / 長谷川武史 /
ババロワテンダー

5組中2番目に出演します。今回も対バンの方はかなりすごいアーティストの方ばかりです。居倉健さんとは昨年のインスト限定イベント「Daydremer vol.3」で対バンさせていただきました。

壮大な物語性のあるその楽曲から僕はいつも刺激や色んなヒントをもらってます。本当に楽しみなライブです。小物がまた増えました。出るかどうかは未知ですが。原産はバリです。

それからこの日チェロの竹内さんが1曲だけサポートで参加してくれます。難波パークスのイベントでコラボの旨を寛大な心で承諾してくださって今回に至りました。cappuccinoをはじめた時からずっとチェロの方を探していて、5年経ってようやく念願が叶いました。感無量です。スタジオリハではいつも嬉しさで心が泣いてます。(泣)

今年の初詣に行った時に引いたおみくじが生まれて初めての大吉。願いが成就するらしいです。(良いことは信じる)僕は関係ないけど、今年は射手座の人が最高に運気が良いと雑誌に書いてました。なぜか知り合いに射手座の人が多い…。

その運気にあやかろうと思います。(+大吉効果)

それでは、みなさんライブでお会いしましょう~!!

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Phot and edited by P.Takehara in the Maiden Voyage

Thank you!

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