'05 7月の四谷天窓.comfortでの東京ライブ以来二度目の出張。今回は渋谷の「多作」。
7月に突然お誘いのメールが来たのがきっかけで出演させてもらうことに。
前回はなかったボンゴが増えて荷物がかさばる。そんなこともあまり気にせず新大阪からのぞみでいざ上京です。
乗車してまもなくビジネス駅弁なるものをほうばり、iPodで音楽を聴きながら自己催眠にかかったように眠る。
3時間弱があっという間に夢の中で過ぎて品川駅に到着。駅がまぶしく内装のセンスに刺激を受けながら、慣れた振りをして山手線に乗り換える。
前日にスタジオ予約をしている五反田駅からすぐのスタジオ・ペンタへ向う。五反田にエレベーター、エスカレーターがないことにちょっとばかりあせる。ボンゴと膨れ上がったリュックをキャリーカートにくくりつけている為、それを持ち上げて階段下まで下りないといけない理由。
迷うことなく予約時間よりも30分早めにスタジオ到着。料金を前払いで支払う。スタジオの備品として置いてあったサンレコを読んで時間を潰す。
ライブハウスのPAのことや高木正勝さんのライブのことなどが書かれてあり、見事に興味をそそられる。
ふと見上げると液晶のモニターにその高木正勝さんの特集で紹介されているライブDVDの映像が流れていることに気付く。
南さんのグランドピアノと高木さんのアップライト・ピアノとのセッションライブ。あまり聴いたことがないコードのリフが繰り返されその上にどんどん重ねられる南さんの抽象的なピアノ。
少しの間映像に見とれる。
生ピアノの倍音にやはり納得する。
次にポンタさんの特集が組まれたドラムマガジンに目を通す。新譜のインタビューが面白く残りの時間それに費やす。
5分前になるとスタジオに入り準備する。コンクリート打ちっぱなしの部屋。デジタルピアノのスタンドが立奏の位置になっていて下げることも出来ず、ドラムの椅子を無理やり上げて対応する。
予定曲を通しでやり、部分的にやり、アイリッシュトラッドをウィッスルとボンゴだけで合わす。
ランプ点滅5分前になり、ハードロックが好きそうな店員さんがおもむろに入室して片付け始める。
ボンゴの片付けに手間取るがなんなく時間通りに退室。
予定より少し早いが、山手線で渋谷に向う。
ハチ公前と反対の出口から会場へと歩く。場所が分かりづらく少し迷うが、ほどなくして会場入り。初対面のあいさつを済ませ、セットリストなどの書き物を提出。
会場の雰囲気をながめる。思ったよりも色んな設備が凝縮されている印象を受ける。
そうこうしているうちにリハーサルの時間が来る。デジタルピアノはヤマハのP-250。分かっていたがその奥行きが気になる。ボンゴをセッティングし、集中してリハーサルを行なう。ピアノの返りのことでPAの人に少し注文する。
雫は何も注文を言わず。気になるが、後で聴くとかなり唄いやすかったということで安心する。
楽屋や本番の段取りなどの説明を受けた後、ボンゴとウィッスルを持って会場を出る。
JR渋谷の駅前広場のような所にもどり、ボンゴをセッティングしウィッスルと合わせアイリッシュ・トラッドを勝手に演奏する。初めてのストリートライブなるものを行なう。
人通り激しくても、ビラ配りの方がいても緊張しても、どこ吹く風のごとく気にせず集中する。
行き当たりばったりなので、身も蓋もない結果が待つ。
日が暮れたので多作にもどる。本番の準備。
今回は「Piano Magic」というピアノを使ったイベント。
1番目の棟近サトシさんはピアノ一本で弾き語り。楽屋で話すとちょっと前に大阪ミナミのフラミンゴに出演したとのこと。あと大阪にも住んでいたことがあると。なんと奇遇。
独特な楽曲と味のあるピアノリフ。
右脳が揺れる。
2番目のnowhereさんは女性のヴォーカル、アコギ、男性ピアノのユニット。
演奏技術が半端ではない。実践教則DVDを見ているかのようなピアノ奏法。ほとんど繰り返しがない。目まぐるしい和音展開と高度な奏法による裏メロ。
右脳が揺れる。
次の転換時に「となりのトトロ」の挿入曲「風のとおり道」が流れ久石節に共感する。
3番目は大阪から来られた桜夜さん。
ピアノの弾き語りに加えて、後半からカホンのサポートの方を加えてのステージ。
迫力ある唄とカホンの味のあるタイトな音色に右脳が持って行かれる。
楽屋へもどりいつものように集中、瞑想、違うことを考える。
転換。鍵盤確認。一度楽屋にもどる。
そしていよいよ本番の時がやってきた。
To be continued...