2011-01-03

『音楽なんていらない!?』

「ヒトリ哲学カフェ」というカテゴリーを作りました。

ひとつのテーマに沿ってヒトリで意見、考えを挙げていって
その過程を記事にするという試みです。

ひとりで哲学カフェを行うこと自体に無理がありますが、
それは実験的ということでご了承下さい。

またこの試みは答えや結論を出すことを目的としていません。
テーマ沿って考えていく内に、何かしらの発想や行動する時の
ヒントとなることが出てくればラッキーかなという意図です。


第一回目のテーマ
『音楽なんていらない!?』

すごく攻撃的に感じるテーマですが。

これをテーマとした理由は紀元前約600年前に人類史上はじめて音楽と定義されてから
現在までに至るまでに「音楽」という言葉が共通の認識の上で使われているが、
紀元前約600年前の音楽と現在の音楽では明らかに種類や聞き方、楽しみ方などが
あきらかに違っていることに端を発しました。

もし違っているのなら、現在の音楽は音楽ではなく違うものとして認識する必要が
あるのではないかなと思います。

神話としての音楽とmp3としての音楽はイコールなのか。

何十分にも渡る壮大な交響曲とアニメソングはどちらも
同じ音楽であるのか。

即興で奏でられる恣意的なその場限りの音楽と
既存の曲の一部をつなげて作られる音楽はイコールなのか。

一曲¥150で購入することができる音楽と一部の限られた貴族しか楽しむことを
許されなかった音楽はイコールなのか。

上記のような対比を挙げるときりがないですが、
視点を少し変えて考えると、

中世ヨーロッパのオーケストラの音楽と中世ヨーロッパの美術絵画を
イコールにすると何か同じ「事象」であるように思います。

音楽と絵画は決してイコールではないのですが、
ジャンルではないくくり方をすると同じになる可能性が
あるのではないかなと思います。

10年ほど前に音楽雑誌で魚の切れ身とテクノミュージックは同じであると
言った人がいました。

魚の切れ身は現代の食生活に対する皮肉の例えですが、
要するにそれを食べる人が、本来の魚の生態環境を知らずに切れ身だけを見て
魚であることを認識し、どんな魚かは知らないままでいるということです。

他方テクノミュージックを制作する時の方法のひとつとして、音楽の知識を知らないまま、
既存の曲の一部を数種類サンプリングという手法で抽出し、それを
並べるだけで曲として音楽として成立させるというもの。

上記の二つはどちらもそのものの本質を捉えないまま、
切れ身=魚 既存の曲のサンプリング=音楽として成立している。
(それに対して違和感が沸くかどうかは別として)

切れ身=テクノミュージックとしたらどうだろうか。

視点を変えれば等しくなっているとも考えられなくもない。
どちらもそれに至る過程を省いていることが共通している。

もっというとどちらも自動的に機械化で成立するということ。
即席というかインスタントというか。
そう考えると全く別々の魚の切れ身とテクノミュージックも
ある意味同等のものであるかなと思う。

音楽という言葉の枠組みは実はものすごく曖昧で、
実際何が音楽で何が音楽でないかは、誰にも説明できないと思う。

かといって「音楽」という言葉自体を複雑にすればするほど、
結局時代の流れの速さについていくことはできないとも思う。

最低メロディーとリズムがあれば音楽とするのなら、
そのメロディーとリズムがあいまいなジャンルは音楽でないないのか。

実際目の前で奏でられている演奏とmp3で全く同じ演奏を聴くのなら、
mp3の方は圧縮された音であるはずなので、同じものではない。

それは音楽というよりも想像ではないのか。

音楽らしきもの。

音楽と認識する人の閾値が時代ごとに変わっていっている。

ネタが尽きてきました。
終了します。


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Tinorks_image2
ライト・エレクトロニカ・環境音楽
tinörks(ティノークス)次回のライブ

2011/1/22(土)
京都 烏丸 Blue Eyes
"Lunch Meeting at Blue Eyes"

12時と13時開始の2分構成。
チケット、チャージともなし。
ランチライブ。

音源試聴はこちらから↓
http://www.myspace.com/tinorks

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□【新譜】2nd CD『gyrocompass』(ジャイロコンパス) comming soon

□1st CD『nayuta』ライブ会場、HPにて発売中 ¥1500
Nayuta_jacket

□Sound&Recording Magazine(2010/1月号) 『KEN ISHII 15TH ANNIVERSARY』
コラボ企画に入選。入賞音源を集めたコンピ『KI-15The Collaborations』
iTunes store、着うたサイトTONE.scで発売中。
『KI-15The Collaborations Part2』 7.KEN ISHII&Hosei Tatemizu
Ki


official site: http://homepage2.nifty.com/mmp/
My Space: http://www.myspace.com/tinorks

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