2015-07-24

ゆだねて はなれて きえては やがて

2015年6月に発売されたクリスタルボウル奏者yugiさんの
2nd アルバム

kokūzo 虚空蔵

Kokuzo_1


クリスタルボウルの音を基調に6人のアーティストとの
深遠なコラボレーションが目の前に広がる全6曲収録の
良質なアンビエント作品

yanekaのYuichiroさんをはじめ、Satoru Kobayashiさん、
unimiの四宮さん、ヴァイオリン奏者claraさん、
Tenori-On奏者Kenta Toguchiさん、そして建水が参加。

4曲目の「flowers」にて
日本人が潜在的に思う華の美しさ、はかなさ、妖艶さ、侘び寂びなどを
モチーフにピアノといくつかの電子音でアレンジさせていただきました。





『kokūzo』の前作にあたる『六大 Rokudai』にも
「水」「空」の2曲で参加させていただきましたが、
それらと比較して今回の「flowers」はさらに音数をそぎ落として、
核となる旋律が印象的になるように試みています。

瞑想される時や心を落ちつかせる時の音楽にも合うように、
そして、「音楽」としてしっかりと「お聴きいただく」際にも
楽しさ、世界観をしっかりと感じていただけるように
試行錯誤を繰り返して、構成やメロディー、音色を考えました。

yugiさんの作品はヨガをされる方にも好評で
音楽として使用されることが多いそうです。

実際に今年の6月7日ヨガ・ファイン20周年記念イベントで
ヨガをされる方々の音楽としてyugiさんのクリスタルボウルとともに
ライブ・セッションさせていただきました。

当日のレポ

詳しくはその時の記事を読んでいただくとして、
この『kokūzo』の音を聴いて改めて思ったのは、
クリスタルボウルの音色は、身体や心が原点回帰するのを
自然と導いてくれること。

(※クリスタルボウルについてはyugiさんのHPに詳しく書かれています)

音楽には色々な効果があると思っています。

心が煽られてポジティブになるもの

自分の言いたいことを代弁してくれるもの

無我夢中で吸い寄せられるもの

色々な風景をみせてくれるもの

これが正しい、間違いだと諭すもの

慰めてくれるもの
...

書き出したらきりがないですが、
yugiさんの奏でる音楽は、煽るものでも代弁してくれるものでも
何かを諭すものでもなく、そのままの状態を、
ただそのままに教えてくれる効果があるように
個人的には思います。

刻々と変化する心の状態を
気づかせてくれて
そしてもっとも穏やかな心の状態へと
静かに導いてくれる音

時間が経つにつれ心が背負ってしまった
不必要なものをひとつずつ取っていき
そのままの状態が、目の前にただずむ、

ただそれだけ

空気が目の前にあるように
心もはじめから目の前にあったんだと




空気に境界線がないように、
どこまでも余韻が響くクリスタルボウルの音にも
西洋音楽の基本概念のひとつである小節線いわゆる
境界線は希薄です。

1曲につき1小節しかないように錯覚するほど
クリスタルボウルとそれに寄り添ういくつかの楽器、音色は
無限に響いていくように感じます。

そして心に、はじまりや終わりがないように、
yugiさんの奏でる音楽はその瞬間が常にはじまりであり、
終わりでもあるように思います。

まるで聴いている人の心の動きと連動するかのような音楽

これが他の作品には決して存在しない
もっとも魅力的な点だと思います。




CDジャケットにはyugiさんの直筆の書が描かれ
それぞれの曲のテーマを表わされています。

そして表現方法が異なる個性的なミュージシャンとの
コラボレーションをkokūzoの世界観として
ひとつに包含する要素としての効果もあるように感じます。

(個人的には5曲目「in the universe」
ToguchiさんのTenori-Onと
claraさんのヴァイオリン、クリスタルボウルの
組み合わせは世界初!であることに音楽的にわくわくします)




昨今、混沌としているニュースが多く、
いつのまにか心が自分とは懸け離れた所に
行ってしまいそうになる世の中

だからこそ少し立ち止まって、
今の自分の心の状態を知ること、
気づくことが大切なのかなと思います。

その時『kokūzo』の音楽が流れる空気のように
聞こえてくるのかもしれません。




建水

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2013-06-03

CocoRosie - Fairy Paradise (Live on KEXP)

CocoRosie - Fairy Paradise (Live on KEXP)

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2013-01-25

 『六大』-Rokudai- レビュー

クリスタルボウル奏者Yugi氏の1st『六大』-the six elements-
CDが手に入りました。



Wood_rokudai_2


このCDはyanekaのguitar前田雄一朗氏のProduce/Engineerの元、
僕と以前tinörksでguitarを担当してもらっていた松村康一氏が
Yugi氏とコラボレーションさせて頂いて制作した作品です。


雄一朗さんはtinörksの4th『ecotone』をマスタリングして頂いたこともあって、
このblogでも幾度となく紹介させて頂きました。


『六大』では所有されているWood'n V Studioでの数ある機材を駆使され、
guitar/electronicsのトラック制作のみならず、全楽曲のmix、マスタリングを
手がけられました。



僕は 水 sui と 空 ku の2曲でピアノやシンセなどでトラックを制作。
録音したトラックを雄一朗さんへ送って、クリスタルボウルのトラックと合わせて
mixして頂きました。


生まれて初めて自分のトラックをmixしてもらったので、出来上がった作品を聴くと
自分で録音した音なのに、少しよそよそしくて、でもブレてない音に仕上げて頂いたので、
とても不思議な感覚です。


上手な例えが思いつきませんが、留学して箔をつけて帰国したような。
その人には違いないけど、以前のその人にはあらず。自信をつけた感覚。
内面が変わったような感覚に近いかもしれません。



もちろん音そのものは質感に艶があったり、奥行きも増して、臨場感をまとっています。





この作品のタイトル「六大」とは、



弘法大師空海の思想の中での重要なキーワードで、宇宙を構成する6つのエレメントのことを意味します。

その要素とは「地・水・火・風・空」の5つで、そこにもうひとつ「識」を加えたものです。

Yugi氏はこの6つの要素をテーマに密教の世界観を音楽で表現する為にこの作品を制作しました。



※ちなみに空海とは... (日本史の授業みたいですが) ※京都通百科事典より

平安時代初期の僧侶で、中国から真言密教をもたらした日本の真言宗の開祖。
醍醐天皇より諡号「弘法大師(こうぼうだいし)」を賜る。

※諡号(しごう)・・・死後に生前の徳行をたたえて贈られる称号

 
遣唐使の留学僧から帰国し、高雄山寺(現在の神護寺)に入山、その後、高野山を開創する。
能書家でもあり、嵯峨天皇・橘逸勢とともに三筆の一人とされる。





6つの要素のことを少し説明すると。。。

「地」・・・大地が全ての物を生み出し、落ち着く場所の象徴

「水」・・・水は清らかなままで決して死ぬことがなく、流れて大海原に集合し、再び生まれ変わる。
      水は総ての命に潤いを与えるもの

「火」・・・燃やし尽くして更地にしてしまう火の力を表す。偏った見方をする心の汚れを浄化し、
      迷いやけがれがないことの象徴

「風」・・・風とは動きそのものであり、あらゆることを超越して、吹き飛ばす力に喩えられる象徴

「空」・・・虚空となる広大な空間。虚空は万物が活動する場であり、万物が生まれでる場。
      虚空(こくう)とは、何もない空間、大空。何も妨げるものがなく、すべてのものの存在する場所のこと

「識」・・・「識」とはこれら5つの要素を認識することで、自分自身の象徴。



とても抽象的な考え方ですが、そこに音楽が合わさると、見えてくる景色や聴く人が感じる意味も変化すると
思いますし、まさにそれこそがこの作品の楽しみ方のひとつかなと思います。





それでは、僕なりにこのCDのレビューを書こうと思います。

収録曲はここから試聴できますので、ぜひ聴きながら読んで下さい。




「地」chi

鐘の音が響いた後、大地の扉がほんの少しずつゆっくりと開くような穏やかな音で始まります。
各トラックが決まった拍子を持たずに、有機的に絡んで曲は展開していくのですが、
全体的に東洋とも西洋とも判別がつかない不思議な空間だと思います。
7:31くらいからより一層その傾向が強くなって、大地の奥さらに深く沈んでいくような錯覚を
覚えました。

雄一朗さんのいくつも重ねられた先鋭的な音が、クリスタルボウルの倍音と混ざり合って溶けていき、
また分離して。。。という様は音楽的に圧巻で興味深く、民族的なサウンド一辺倒に陥りやすい
クリスタルボウルのサウンドを唯一無二なアンビエントミュージックにたらしめていると思います。

クリスタルボウルはその残響音に特徴のひとつが垣間見えますが、余韻が次の余韻と混ざり合う時の
ノイズ成分に音楽的な面白さを感じることができると思います。

それにしてもmixがとても立体的でものすごく映像的。





「水」sui


ピアノとレインスティックとウィンドチャイムとシンセで参加しました。

僕にとってピアノの音は昔から水のイメージが強く、今回もそれを踏襲する形で
臨みました。

レインスティックのさらさら鳴る音は、水の流れを表して、
ウィンドチャイムのきらきら鳴る音は、木漏れ日がその水の流れに落ちた時の
きらめきを意図しました。

肝心のピアノは流れている水同士や小石に当って弾け合う様を意図しています。
弾けた時にハーモニーが生まれると。

クリスタルボウルの音は水が流れる全体的な空間、道筋という風に位置付けました。

全体的なハーモニーとしては極力不協和音にならないようにして、
角がとれて柔らかい響きになるようにしました。
半分は癖のようなものが出てます。

すべての楽器は即興での生演奏で、波形の切貼りはしていません。

なので、同じ個所が一回もないということです。
まさに水は無常。

先の記事で書いた方丈記の一節ですね。

一発勝負で納得いかない音が鳴った時は始めからという風に十数回テイクを録りました。

Keyは最初はDで途中D#、そして再度Dという風に進行していきます。




「火」ka



松村さんがギターで参加されてます。
やはり音がギターではないので、展開が予想できず音楽的にとても面白いです。
どういう風にエフェクトをプロセッシングしているのか分かりませんが、
レンジの広い空間というか、変調のうねりが凄まじいです。

4:37から聴こえ始める音の振動は、目の前でまさに火が揺らめいている錯覚に。
不安定な響きの中で、時折聴こえる鐘の音は、烈火を表すようで、思わず畏怖の念を抱きました。

あと、護摩焚きの絵も浮かんできました。

護摩焚き・・・護摩の炉に細長く切った薪木を入れて燃やし、炉中に種々の供物を投げ入れ、
       火の神が煙とともに供物を天上に運び、天の恩寵にあずかろうとする
       信仰から生まれたもの。火の中を清浄の場として仏を観想。wikiより


野球には詳しくないですが、元阪神タイガースの金本選手がオフシーズンに護摩行しているのを
テレビで見たことがありますが、3mくらいの炎が目の前で迫りくる様子を喚起させてくれる音。


この曲の炎は煩悩だけを焼き払うようなイメージもあります。
とても都合よく解釈してますが。


前曲の「水」から「火」へと大きくコントラストを描く曲順も、場面をがらっと変えるという
意味でとても映像的。





「風」hu



この曲も松村さんがギターで参加されてます。
先程と比較すると前曲は揺らめきが印象的だったのに対して、
こちらは断続的な浮遊感が印象的に思いました。

「炎」の揺らめきが少しずつ「風」に変化していく様子とも解釈できます。

風は目には見えないですが、一種の衣のように空間にまたたいて、波打って...


目には直接見えない風は、葉や枝、大地に当った時に、その輪郭を表すと思います。

この曲では、風の輪郭を描くのがクリスタルボウルの音色だと。

クリスタルボウルの幾重に重なった倍音がギターで紡がれた風の輪郭を少しずつ
はっきりと形作って、でも音楽的にはその逆、ギターの音がボウルの輪郭を描くとも
とれます。

両者の緊張感と解放感がmixによってより強調されて、面白い調和を生んでいます。




「空」ku




「水」に引き続いてピアノとシンセで参加。

前曲でのピアノとは打って変わってこちらは、虚空(こくう)の響き。


好きなピアニストでアメリカ人のハロルドバッド(Harold Budd)というアーティストがいますが、
とりわけ彼のThe Roomの作品が好きですが、その雰囲気を東洋的に解釈して試みたという側面もあります。



落ち着かなくて、でも完全に不安定かというとそうでもなくて、先に続いていく感覚。

ふいに何か重要なことを思い出しそうな瞬間の連続というか、
記憶からその場面に手が届きそうな瞬間の連続というか。。。

映画監督の宮崎駿さんが創作の時に、「頭に釣り糸を垂らす」という言い回しをされてましたが、
掴めそうで掴めない、ぼんやりと見えてるんだけど、もう少し先にあるみたいな。

微妙な感覚であり、侘び寂びの特有の概念で言うと欠落の美意識みたいな。




満月よりも、むしろ程よく欠けた三日月の方が人を惹きつけるのも、
その美意識が作用していると思います。


「水」は情景描写が強かったのに対して、「空」は感覚描写が強い。


ここでの演奏もピアノとシンセの演奏は完全に即興で、
何回も録り直しをしました。


ピアノを弾いている時は、感覚を欠けさせて、そしてぎりぎりまで満ちさせての
連続を描きながらだったので、とても疲れました。

クリスタルボウルの音も一段と抽象的に響いているので、
ピアノはぽつんと滴を垂らして、ボウルの音を滲ませるようなイメージで弾いています。





「識」shiki




雄一朗さんとYanekaのvoのChiyakoさんも参加。
最後を飾る曲ということで豪華な内容です。


圧縮された音が、大地の裂け目から解放されるように、
湧きあがっていく音と音。

その中をクリスタルボウルの響きが行先を照らすようにぼんやりと。

這いつくばる音や宙を彷徨う音、時が巻き戻る音、それらをボウルが
先導しているようにイメージできます。


Chiyakoさんの躍動的な声は無国籍な響きを包含していて、
退廃的な世界を確信的に肯定しているというか、
「今」への執着心を取り払うように感じます。

退廃して創造する。意図的な破壊と創造とは違い、
どうすることもできずに廃れていった後に、
創られる次の世界。



...生物すべてに当てはまりますね。

廃れることを否定的な側面ではなく肯定的に捉えること。


手塚先生の「火の鳥」の世界観に通じて行く様な気もしますが、
廃れるというのは、余分な過剰なものをどんどん削ぎ落として
本来のものが浮き彫りになる過程かなと思います。



徐々にレビューとかけ離れて来たので、この辺で筆をおきます。




長い文章読んで頂いた方々、ありがとうございます。




「六大」は疲れている時に聴くとものすごく心地良いです。
そうではない時ももちろん心地良いですが。

YugiさんのHPamazonでも購入できます。



それからクリスタルボウルの倍音は実際に生音を体感するのが
おもしろいと思います。見た目も大小色々のサイズもあって
演奏スタイルも独特です。

2/23(土)に岸和田の薬師院でお茶と和菓子付きで
「六大」のリリースライブがありますので、
この機会にぜひ!

僕ももちろんピアノでコラボレーションさせて頂きますし、
イベント最後には出演者全員によるスペシャルセッションもあります。




223_1_middle_2





Yugi 『六大』リリースイベント
日時:2/23(土)
会場:岸和田薬師院 2階広間   
チケット:1200yen

チケットご予約、お問い合わせは下記までお気軽に
yakushi@sensyu.ne.jp


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2012-12-08

本日 浮遊する音が創り出すドーム

今日は興味深いイベントがあります。
以下、イベントページより転載。


12月8日(土) 18:00~20:00

MAN-DA-LA : SOUNDOME

"Voice × Crystalball × Guitar"

浮遊する音が創り出すドーム、その中でセンシティブな言葉が生まれる。
消えて行く喧騒、薄れ行くエゴ、満ちて行く静寂、柔らかな抱擁、魂の響きが、
曼荼羅にも似た時空で今、踊り出す…。

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12月8日は、闘争の詩人、混沌の時代のカリスマ、
The DOORSのジム・モリソンの70回目の誕生日。

この日、月の光のパワーが満ちるタイミングに、
彼を敬愛するラジオDJの加美幸伸が、
その声と世界観に共感し賛同したクリスタルボール奏者にして
真言宗の僧侶でもある小野剛賢、そしてyanekaという姉弟ユニットで
世界中を旅したギタリストにしてサウンドプロデューサーのYUICHIROと共に実験的な試みを行う…。
それは、岸和田・薬師院という空間で、クリスタルボールと
ギターが作り上げるサウンドのドームの中で、ジム・モリソンの言霊に出会う神秘的な体験。

ジムの歓喜のダンスがきっと、スピリチュアルなROCKの可能性を生み出すことだろう…。
つまりそれは、新しいスタイルのROCKミュージックのカタチであり、
新しいスピリチュアルミュージックのあり方である。

料金:1,200円(お茶、お菓子付き)
朗読イベント時間:18:00~20:00 
場所:岸和田市 高野山真言宗・薬師院 2階広間
定員:40名 (締切間近) 

出演:朗読 加美幸伸(ラジオDJ/DOVES代表)  
クリスタルボール  小野剛賢(真言宗僧侶/薬師院副住職)  
ギター  YUICHIRO(yaneka/Wood'n V studio)

当日席が若干あるみたいなので、興味のある方はぜひ!

場所はこちら↓
Yakushiin_map


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2012-10-05

Hector the hero

アイルランドや北欧の伝承音楽をカバーする
Flautoのライブに向けての準備をこつこつとしています。


そのレパートリーの中に「Hector the hero」という曲があります。

フルートを担当する雫に教えてもらったのですが、
youtubeでこの曲を演奏するフィドル(※バイオリンのこと。
トラッドではこういう言い方をします)奏者の演奏がいくつかあります。

その中で群を抜いて感動的なplayがあったので紹介します。

メロディーはとても単純なのに、ここまで抒情的な曲にして演奏していることに、
ある意味驚愕しています。バックのミュージシャンの方々のセンスも抜群ですが、
フィドルの抑揚が本当に気持ちよく音楽しているのが伝わります。

Hector The Hero - Jenna Reid with Aly Bain


この映像はTransatlantic Sessionsというプログラムの中の
セッションだと思います。

この曲は彼女の1stに収録されているのと
itunes storeにこのセッションの音源もあったので即購入しました。

このアルバムタイトルでitunes storeにあります。
Transatlantic Sessions - Series 3: Volume Two

Transatlantic_sessions_series_3__vo


伝承音楽はほとんどの場合、演奏者がそれぞれに曲の世界を解釈し
色々なアレンジで演奏するので、同じ曲であってもメロディーや
ハーモニーが全く違うことも多々あります。


このHector The Heroもyoutubeなどでも数多くのカバー聴けますが、
やはりJenna Reidの演奏が飛びぬけていると思います。


いい演奏に出会えると心が洗われるというのを改めて感じます。

メロディーの持っている世界観を引き出す音楽の形も本当に素晴らしい。


Flauto versionもきっといい響きに。

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2012-09-24

11名の即興演奏者⇒7種類の即興演奏…


Tr5,Remixed by Quasar


今年の5/28に参加した即興セッションの音源を再びピックアップ。

メンバーは以下。

guitar,laptop - Koichi Matsumura
voice - Kiyomi Ogi
key - Hosei Tatemizu
key,electronics - Show Higashiyama

tinörksから松村さんと僕と二人も入っているのに
当然というかtinörksの音ではないのがとても面白いと思う。


bandcampのサイトでFree DLできます。

何か作業をしながら流しておくというシュチュエーションにも
合うなあと。あと、眠る前にも。


そしてこの音源をリリースしているundertow recordingsの
イベントが10/13に難波artyard studioであります。

open 17:00
ticket adv ¥1000 door ¥1500

僕も参加します。自分でもディレクションさせて頂いての
演奏もありますし、他の方の即興でも何回か出演します。

丸い音を出すという以外何も決めてないので、
当日までに仕込みをしますが、音楽が
生ものであるということを伝えられる
貴重な演奏になると思います。


音と音楽のその中間をいったりきたりするような空間。

CDサイズのフライヤーを中崎町のcommon cafeに
置かせてもらったので、もしよかったら見て下さい。


アンビエントな即興セッションも良いものですよ。

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2012-09-15

north (norrsken mix)

tinorksの新譜『ecotone』(エコトーン)に収録予定の
northという曲のギタートラックが松村さんから
届いたので今2mixの作業中です。

外は豪雨と雷。

島根でライブをされるので遠征中なのですが、
遠征中にも関わらずわざわざ時間を割いて
レコーディングして頂いてファイルを送ってもらいました。

音楽に対する姿勢がほんとに素晴らしくて
頭が上がりません。


この曲『north』はtinorksのライブでも
頻繁に演奏している曲で、メンバ-が増える前に
制作した前作『OTO NO MA』にも収録してます。

もともとは以前活動していたヤネトロニカの時に
僕が作った思い入れのあるポップなエレクトロニカ・チューンで、
今回新メンバーを加え、満を持したヴァージョンで収録するという
目的があります。

今回、送ってもらったギタートラックは種類の違う2つ。


ひとつはオーロラ的なフレーズ(質感がとにかく素晴らしい)と
もうひとつはリズム系のトラック。

これらを加えるだけで『OTO NO MA』の時とは
まったく別物の曲になります。

それくらい印象的なトラックです。


それから僕が制作した新しいトラックも追加しました。

なので、ライブで演奏してた曲とはまた違う景色の『north』になっています。


north (norrsken mix)


norrsken(ノールフエン)というのはスウェーデン語でオーロラの意味。
北方の光ということ。英語だとnorthern lights。

北欧への憧れと羨望をコンセプトとしている曲ですが、
今回のヴァージョンではもっとオーロラ的な雰囲気を目指します。

ちなみに今回のmigrationはver1.8。

OTO NO MAに収録している時からのマイナーチェンジを
果たしてます。


ということで、このnorthが完成すると新譜への収録曲は
すべて完成ということになる。


あと少しで完成です。

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風景がディレイする


以前に京都のBlue Eyesで対バンさせて頂いたことのある
musik sodaさんの新譜『THIS TORCH』から
好きな曲『My Ex Princess』。

テンポがゆっくりなんですが冒頭から
緊張感のあるヴォーカルに引き込まれます。
チェロのカウンターメロディーと相乗して
セピア色のとても切ない雰囲気がなんとも心地いいです。
ロココ調のヨーロッパの古城の内部の城壁的な感じもしました。

全体を通して質感がとても良くてEQとかコンプとか
ほんとにツボを付いてきます。
音処理良いなあ。。。
ダイナミックレンジ(抑揚)がとてつもない。
どうやってんだろ。。。
憧れます。

この『THIS TORCH』というアルバムは
ライブ会場でなんと無料配布されてます。

7月に自分のイベントにlap top,progの浜田さんが
来て頂いた時に幸運にも頂きました。

『My Ex Princess』以外にも『HEAR YOUR VOICE』という
キャッチ―な曲も気に入っているんですが、
とてもクオリティが高いCDが無料で
手に入るなんて、なんて良いバンドなんだろう。

※『HEAR YOUR VOICE』はコード感が不思議な曲でもある。


musik sodaさんとはBlue Eyesで対バンする前に
実はnu thingsで対バンさせて頂いたことがあります。

その時はtinörksではなくヤネトロニカという
別のバンドでだったのですが。

懐かしい記憶。


そして未来の記憶もある。なんて。


soundcloudでもたくさんが曲が聴けますよ。

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2012-09-14

寝台列車で旅行する音楽


9/22(土)Fagel Blaのイベントにて共演する
トグチケンタさんの曲。

Kitaguni - bound for the northern land -

ミニマルで少しずつ変化しながら展開していきますが、
程よい緊張感を終止漂わせつつ、後半に現れる
車掌と思われるアナウンスのサンプリング。
音楽を聴いてるだけなんだけど、まるで寝台列車で旅行している
気分になる不思議な音楽。

テノリオンの音が中性的、抽象的で近未来的な空間を
漂わせますが、そこにピアノや他の生っぽい楽器が
組み合わさることによって、ぐっと身近に景色が広がる様は
印象派の風景のよう。

※ちなみにピアノの音はYAMAHA SY-85とのこと。
僕も持ってますが、最初に買ったとても愛着のあるシンセです。
今でも味のある音。


ミニマルな展開の中、楽器の絡み方やアレンジが本当に秀逸で
トグチさんの音の配置のセンスやバランス感が伝わります。

9曲入りの1st albumを持ってますが、
それに収録されている『suisei ni notte』も
カバーしたいくらい良い曲です。

この曲を聴きながら列車の旅なんていいなあ。

Color

kenta toguchi
< 1st album >

"один"

9曲入りCD-R
(7曲+ライブ録音1曲+デモバージョン1曲)

ライブ会場にて販売。
1枚500円

◇◆スウェーデン・カフェ ライブ◇◆


スウェーデン人がマスターの
スウェーデン・カフェでイベントをします。

スウェーデンフードやドリンクを楽しみながら
ふわゆるなエレクトロニカをお楽しみ下さい。


9/22(土)Fagel Bla(フォーゲル・ブロー)
18:30 open 19:00 start
¥1500 (1 drink込み)

出演はアイリッシュフルート、ピアニカ、メタロフォンと
空間ギター、キーボードを組み合わせた
木漏れ日エレクトロニカのtinörksと
テノリオンを巧みに浮遊させるkenta toguchi

tinörks(http://soundcloud.com/namimum)
kenta toguchi(http://soundcloud.com/doorway66)


Fagel Bla(http://www.facebook.com/FagelBla)
大阪府大阪市中央区上町1-12-9
06-7177-1873

最寄り駅:
JR玉造駅より徒歩10分
地下鉄各線谷町六丁目駅7番出口より徒歩10分


チケットのお取り置き、その他お問い合わせはこちらまで
tronica@goo.jp

お気軽にご連絡ください。

Fb_4


Fb_5


Photo


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2012-08-28

11名の即興演奏者による7種類の即興演奏

10/13(土)に難波artyard studioにて行われる
即興セッションイベントに出演します。

Pravda_2

上の画像はその告知フライヤー。
デザインはundertow recordingsアートディレクターの東山さん。
その絵は混ざり合うまさにその瞬間を捉えている印象があります。

tinorksの松村さんが副代表を務めるundertow recordingsは
ネットレーベルの為、今回のフライヤーの大きさは
あえてCDジャケットのサイズにしたとのこと。

今回のイベントの内容はディレクションを担当する
7名がそれぞれ11名の中からメンバーを選び
VJの方も交えて即興セッションを繰り広げていきます。

以前、帝塚山音楽祭で御一緒させて頂いた、
クリスタルボウル奏者の小野剛賢さんや
つい先日、スウェーデンカフェのFagel Blaで
インスタレーションのような空間を作り上げた
shine on meの四宮さん、雲州堂での自主企画イベントに
参加して頂いたamante brancoの扇子清美さんも出演されます。


僕は幸運にもディレクションを担当させて頂いてますので、
事前に表をながめながらメンバー選びを考えました。

間合いを知っている人、知らない人。
知らない人の方が圧倒的に多いですが。。
前者は予定調和にならない様に、後者は不調和になり過ぎないような
力が働くと思います。

自分の即興セッションにおける傾向として、後半から音を曲にしようと、
何か核となるものを描こうとしますが、さて今回はどうなるのか。

やっぱりそれなりのクオリティを保つということを
逸脱できなくて。

こういったきちんとした(きちんとしたという言い方は
誤解を招く恐れがある)即興イベントは珍しいので、
貴重だと思うし、自分自身とても良い緊張感を持って臨めるし、
ジャンルも様々で出演者のほとんどに会ったこともないので、
どういう音、演奏になるのかは本当に未知の領域で、
今からドキドキしてます。


当日までにネタの仕込みと、修行をせねば。。。


10/13(Sat)難波artyard studio
undertow recordings presents Pravda!

「11名の即興演奏者による7種類の即興演奏」
ticket adv 1000yen / door 1500yen
17:00 open

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