2013-01-27

Day 5 in Sweden

いよいよスウェーデン小旅行 終日最終日。

この日はストックホルムから約200km南下した所に位置する
バルト海で最も大きな島 ゴットランド(Gotland)の中心都市でもあり、
世界遺産に登録されているヴィスビー(Visby)へ。


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日帰り旅行なので、前もって航空券を予約したり
ブロンマ空港までのシャトルバスのチケットを購入したりと
事前の準備をしっかりとしていました。


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ブロンマ空港はこういう雰囲気↓

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航空券はもっと前から予約すれば早割が効いたのですが、
バスや電車の時間を確認していたらぎりぎりになってしましました。

1人往復約3万ちょっとくらい。高過ぎるけどどうしても訪れたい場所なので致し方ない。。。

9:30発で約40分でヴィスビー空港に到着する予定。早いです。
ちなみにフェリーだと安いのですが、片道5時間以上かかるので、
日帰りは現実的ではないと。

実はヴィスビーへの行き方を、日本に居るときにペッテルさんに相談していたので、
航空券予約サイトなど諸々の情報を教えて頂きかなり助かりました。
ペッテルさんありがとう。

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定刻になりプロペラ機でいざ城壁の街ゴットランドのヴィスビーへ

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雲の上はもちろん晴れてます。
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あっという間に着。オフシーズンなので非常に閑散としてます。


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で、空港からどうやってヴィスビーの街へ行くんだと。
バスも見当たらず。。。

歩く?

いやいや、リスクがあり過ぎるということで、タクシーに乗ることに。

そういえばスウェーデンに来た当日、送迎の方が、タクシーは3台のうち1台は
かなりぼったくられるので、極力乗るのを避けて、どうしても利用する時は
ホテルで手配してもらった方が良いというアドバイスをもらってたことを
思い出す。


でも、ここに来ると手配も何も、運任せかなと。
ひとまず、タクシー乗り場へ。

4台程待機中。

ぼったくりだけは避けたいので、料金を確かめながら歩いていると、
ひとりの運転手が降りてきて話しかけてきました。

ヴィスビーの中心に行きたいことを伝え、料金のことを慎重に伺う。
話し合いの末、街の中心ではなく、入口までで良いということになり、
料金は行きは空港税がかかるので1700円ほど。他のタクシーの初乗り料金から
計算すると安いということもあり、お願いしますと。

タクシーごとに料金が大幅に違うというのも日本とは違います。


運転手の方は愛想がとても良く、観光名所的な所をいくつも教えてくれました。
シーズンの時はおよそ700万人が観光に来るらしく(ヴィスビーの人口は約22000人)、
こんな寒い季節に遥か東の日本からよく来たなあと。

15分程でヴィスビーの東ゲート前に到着。


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帰りの時間を伝えて再度迎えに来てもらうように予約。
(後で地図を見ると歩ける距離じゃないかな。。。でも雪道だし。。。
バスはオフシーズンということで運航していないみたいだけど)

まずその城壁に圧倒されます。


ヴィスビーの街のことについて少し。

この街は10世紀に建設され、3.4kmのRingmuren(輪壁)と呼ばれる石の壁に囲まれており
ほとんどその当時の完全な姿を今に残しています。

ゴットランド島は中世においてはヴァイキングが支配し、
通商・貿易の拠点として栄えていました。
発掘調査から当時の遺体などが発見され研究された所、
1体は完全な東アジア系のモンゴロイドと判定されました。
これはヴァイキングが通商を通じて、異民族・異人種と盛んに交流を行っていて、
ゴットランドがその拠点であったことを裏付けています。
実際、ヴァイキングは西はグリーンランド及び北米、東は中央アジアから
シベリアに至るまで交易を広げていたとのことです。

宮崎駿監督のアニメ映画『魔女の宅急便』に登場する街「コリコ」は、
同国の首都ストックホルムとともに、このヴィスビーの街をモデルにしており、
スタジオジブリのスタッフがロケハンを行っていたことでも有名です。 

ちなみに10世紀の日本はというと、平安時代にあたり、
901年には藤原時平によって菅原道真が大宰府へ左遷されたり、
陰陽師の安倍晴明が活躍したり、935年には平将門・藤原純友による承平天慶の乱が始まったり、
935年頃に紀貫之が最初の仮名日記である『土佐日記』を著したりしていました。

前者は3.4kmの城壁を建設し、航海、貿易技術もさかんで発達しているのに対して、
後者は中国の唐の影響を受けつつ、貿易範囲も限りなく狭く、中期以降に
ようやく武士の最初の形が表れるような時代。

当時の文明の差を恐ろしく痛感します。


城壁近くにCerveraの店を発見!

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ストックホルムでは時間帯が遅くて閉店していて行けなかったので、
これはラッキーと思いいくつかお土産を購入。
面白いデザインのものが多いです。
あまりゆっくりもしていられないので城壁内へ。


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建物の高さと造りに調和があるのと、色彩のバランスが程よくて、
情緒を感じます。オフシーズンでかつ雪が積もっていて、閑散としていますが、
シーズンで人がわんさかいる中を観光するよりも、じっくりゆっくり観光できるので
ある意味良かったと思います。

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上記の店舗内。写真には載ってませんが、かなり大きなサイズのケトルを購入
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途中お土産を買いながら、なんとも言えない非日常の異国独特の雰囲気に包まれます。

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時間帯がお昼過ぎになったので、食事を摂る為にカフェへ。
cafe amaliaという店に決めました。

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店内はわりと広く、ひとつひとつの座席も広くて、インテリが新しくなく、
かといってレトロでもなく、肩の力が自然と抜けて休める素敵な雰囲気でした。

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店内はまばらな客数で、女性の店員さんがひとりで切り盛り。

メニューは文字でしか書かれていないので、当然どんな内容か分からず、
いくつか伺い、大外れしそうのないサンドイッチとサラダとティーをオーダー。


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ヴォリュームがかなり多く、予想通り美味しい!

wifiが無料で使用できたので、少しネットで調べものを。
ITインフラはやはり発達していると実感。


カフェでまったりとくつろいだ後は、帰る時刻まで浜辺、教会、ショップなど
東西南北に城壁の中をうろうろと散策、観光。

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魔女の宅急便でキキが居候していた雰囲気に似ている建物
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観光案内所内で見つけたいい感じの重し
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城壁内南西の海のそばにある国際会議場
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浜辺の向こうにうっすらと見えるのはスウェーデンの本土
この浜辺で波の音などをフィールドレコーディング
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小学校らしい?
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1233年に建設されたサンタ・カタリーナ教会廃墟(St. Catalina (St. Karin) church ruin)
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ヴィスビー大聖堂(別名聖メアリー教会)は、ヴィスビーで唯一現存の中世の教会。
それは1225年、当初ドイツ商人のために造られたらしいです。
教会の床の下には400の墓があるみたいです。
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クリスマスシーズンなので窓に大きな星を飾ってます。
去年ライブをさせてもらったスウェーデンカフェ Fagel Blaでも同じように大きな★が店内にありました
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最近はまっている漫画『進撃の巨人』の世界観にも通じるなあと。
というか、そもそもその漫画は北欧神話をベースにしているので当然と言えば、当然なんですが。

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それにしてもこの城壁に登ったりして、戦争を実際にしていたことを想像すると、
恐怖を感じます。歴史の延長線上にこうして立って考えると、観光ではなく、
鎮魂の為に想いを馳せるべきだと思うから。

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情緒と歴史的な意味合いの両方の側面で、目の前にある景観を捉えることが必要で、
そして捉え方ひとつで自分の心に影響する方向も変わってくると思います。

旅行も含めて、その人が訪れる場所には、それが意図しても意図しなくても、
その人自身にとって何らかの大小様々な意味があり、縁があるはずだと思います。

大げさなことかもしれませんが。







城壁内の雪道を歩いて歩いて堪能したので、城壁の外へ。

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タクシーの時間まで少し余裕があったので、検証的に北側ゲートすぐ近くのマクドナルドへ。

検証的にというのは、日本にあって海外にもあるものを比較するのが、
面白くて、マクドは手軽にそれができるので。


フィレオフィッシュセットを注文。
味は日本の方が美味しいです。
こっちは油が多いように思います。
他に特記すべきものはありませんでした(笑)


迎えの時間になったので、タクシーで空港へ。
ヴィスビーを堪能したことを色々と話し、
次は寒くない夏にまた来れたらねなんて話しながら街を少しずつ後にしました。

運転手の人がおもむろに最近、日本で大きな選挙があったんだねとか、
韓国との間の島の問題が大変だねとか、少々政治の話で盛り上がりました。


空港に着いて疲れも出てきてぐったり。

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帰路再びプロペラ機(音が結構うるさい)に乗りブロンマ空港へ。

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今回のスウェーデン旅行もいよいよ終わり。

色んな場所を訪れ、予想外の出来事に遭遇し、素敵な出会いに感動し、
遥か遠くの歴史に触れ、それらがすべて無意識下に積もって行き、
きっとこの先、何らかの形でアウトプットされることを遠くに見ながら、
次の日の朝、ストックホルムを後にしました。


この先、もう一度同じ場所を訪れるかもしれないし、
死ぬまでもう2度と来ることはないかもしれない。


遠い国を訪れて、そこを離れる時、その時点でそこで体験した事すべてが、
記憶の中では時が止まったまま佇みます。


毎日少しずつ変化する現実を繰り返すこと。
もう記憶の中にだけしか存在しない現実を繰り返すこと。


そのふたつに橋をかけて、時に行ったり来たりすることで
心の奥行きが深くなって行くような気がします。


スウェーデンを訪れた動機のひとつは以前から抱いていた単純な興味に端を発していますが、
この短い体験から影響されることは、どうも単純ではないという予感がしています。


意味のないことがこの世の中にもし存在しないとしたら、
この旅の意味はきっと形を変えていつの日か表れると思います。






帰国後に買った空気公団というバンドのアルバム

『夜はそのまなざしの先に流れる』に収録の最後の曲、


「これきりのいま」にある印象的な旋律が施された一節




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意味なんて答えじゃない

今日はこれきりの美しさを

君に伝えなければ


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きっとその時が来ることを夢見て。




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今回も長い文章でしたが読んで頂いた方々、
ありがとうございました。


スウェーデンに興味がある人と
もしスウェーデンに行かれる方がいれば、
少しでも何らかの参考になればというのもあって
今回の長ーい記事を数回に渡って綴りました。


ほとんど個人的な観点から、少々歪曲(わいきょく)した?スウェーデンの
見方かもしれませんが、どれも自国とはまったく違う異文化に接触した時の
単刀直入な感想です。


共感することも多々ありましたが、
抵抗感も同じくらいあったように思います。(決して悪い意味ではなくて)
ただ、遥か遠い国なので、まったく違って当たり前なわけです。

そう考えると、些細な価値観の違いで分かり合えない人が多数いる
同じ文化の中で生活している僕ら日本人同士はどうなんだろうと思えてきます。


少し蛇足でした。




次回はおまけで「帰路カタール国際空港での悲劇」を書きます。
なのでもう少しだけ続きます。


建水



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2013-01-17

Day 4 in Sweden

かなり間が空いてしましましたが、
旅行記4日目。


この日はストックホルムの東側に位置する
ユールゴーデン島へ向かいます。


ユールゴーデン(Djurgården)島は歴史的な建物やモニュメント、
博物館、美術館、遊園地、野外博物館 スカンセン、
ヨットハーバー、森林や草原などがあるスウェーデンでも
有名な観光名所のひとつです。

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ひとまずガムラスタンの南側にある乗り場からフェリーで
島に向かいます。

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湾から島を眺めながら20分程で到着。
この日も雪は降ってないですが曇りで全体的に灰色で、
それが寒さを助長する気がします。

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乗船場からグローナルンド遊園地を右手に通り過ぎながら
最初の目的地『スカンセン』へ。

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スカンセンとは(詳しくは↓から)
http://www.skansen.se/node/7018

広大な敷地の中に、農家、木造教会や商店、かつての領主の屋敷、ラップ人のテントなど、
スウェーデン各地から集められた古い建築物が家具や調度品などとともに移築・復元され
展示されている野外博物館。

各地の伝統的な建築物や生活様式が失われていくことを懸念した民族学者A.ハセリウスによって
設立され、1891年に開館。スウェーデンの伝統文化に触れられる貴重な施設です。

受付に着くとすごい人の行列。
ひとまず並ぶことに。

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目の前の家族づれに目をやると、
小さなソリに乗せられた子供が。
確かにベビーカーで押すよりも
雪道の場合、こっちの方が効率的だと腑に落ちます。

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少しずつ列が引いて行き、ようやく次の番になる。
でも前の家族づれが受付の方となにやら世間話を始め、
これが予想外に長い。
自分たちの後ろにも当然列が出来ているけれど、
そういうことはお構いなしに普通に楽しそうに話をしている。

後日も同じような光景に遭遇しますが、日本と違って、
いくら列が出来ていようが、雑談をして楽しむし、
列に並んでいる人も怒る気配を見せるどころか、
それが普通のことのように振る舞い、全員が楽しそうに待っています。

こういう文化の違いというか考え方の違いに出会えた時、
実は観光名所を見て回るよりも、断然スウェーデンに来て良かったと
思います。

日本を外から眺めるきっかけというか、生きた文化に出会えるというか。

習慣の大きな違いを体験することは、考え方に多かれ少なかれ影響すると思います。

チケットを購入し、いざスカンセン内へ。
意気揚々と歩くも、吹雪と人の多さ、そして地図を見ると
明らかに一日で周れるのかと思うくらい広いので、
なかなか思うように進めず。

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何件か入れそうな所を見学。
ヴァイキングとかそういう時代のものを再現してあったり、
お土産を少し買ったり。

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服装がレトロな人達
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基本的には小屋がたくさんあってその中に色々と展示、販売されてます。


その中で偶然に入ったひとつに、スウェーデンの伝統曲を
フィドル奏者二人で演奏している小屋がありました。

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衣装もその当時の民族のものを復刻していて、
演奏も独特のスウェディッシュ節。
vasenというスウェーデンの伝承曲を演奏しているバンドが好きで、時々聴いていますが、
特にリズムにその特徴があると思います。

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暖炉で暖まりながら30分程コンサートを楽しむ。


その小屋を後にして少し歩くと広場を発見。
露店が軒をつらねてました。

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伝統的な食べ物を食べてみようと、
おいしそうなものを選別。

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列が出来ていて人気がありそうな店の「souvas」をチョイス。

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塩を振ってスモークした骨抜きのトナカイの肉とポテトサラダと
野菜とをナンのような生地でくるんでいる食べ物。

味が時間差でやってきましたが、美味しいです。

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日本でも売っていたら買って食べたいほど。


露店の中には雑貨などを取り扱っている店もあり、
雰囲気は前日にガムラスタンで訪れた
クリスマスマーケットに似ています。


園内を回れる馬車も
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色々と見て回る中、ルシア祭のコンサート(Lusia)をやっているとの看板を発見。


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これはこの季節ならではなので、急いで教会へ。
30分後に開演ということで、待ち。

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ルシア祭とは(wikiより)

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キリスト教の聖人聖ルチアの聖名祝日を祝う行事で、
クリスマスの始まりを告げるアドベント(待誕節)と同時に12月13日に行われる。

スウェーデンでのルシア祭は、再生の意味がある。
一家の年長の娘がロウソクのリースを被り、白いドレスを着てルチアの歌を歌いながら、
コーヒーと「ルチアの小型ロールパン」を両親へ運ぶ。
同じ扮装をした他の娘たちが手にロウソクを持ってそれを手伝うが、
年長の娘と違ってリースを身につけない。

現在の公的な行進は、1927年のストックホルムで始まった。地元新聞が、
その年の『ルチア』役を新聞で公募したのである。
これを発端として、地方紙を通じて国中にこのやり方が広まった。

現在、多くの都市で毎年ルチアを選出する。学校でルチア役を選び、
助手の娘たちを生徒の中から選んだりする。

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ストックホルムに着いたのが12/13だったので、街でルシア祭を
やってるかなと思い人に尋ねたりしましたが、
結局初日ということもあり、地理感がなく、結局コンサートは聴けず。

なので、スカンセンでルシア祭に参加できることは偶然の幸運でした。


定刻になって教会に入り、2列目に着席。
物々しい雰囲気の中、少し待つと、
代表者の方々の説明が始まり、その後、
コンサートの始まり。

白いドレスをまとった子供たちが唄いながら入場。
ルチアに選ばれた子供は唄わず。
(唄ってはいけないということを後で知りました)

さらに重々しい雰囲気になった子供たちの聖歌が教会内を温めるように
静かに響き渡る。

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指揮者の貴婦人の方の合図で10曲程披露。

ルチアに選ばれた子供の頭に飾られた幾本ものキャンドルの蝋が溶けて
落ちないのかなと余計な心配をしてました。

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聖歌に参加している子供達の人種も様々であることは、
このルシア祭を奥深いものにしている一つの理由だと思います。

移民という概念や文化がない僕らには、どうしても違和感を覚えますが、
歴史ある伝統的な習慣の中で、移民の方々の文化や習慣との様々な軋轢や利害関係を越えて、
成り立つこういったルシア祭のような場で考えたことは、改めて大多数が単一民族である日本人の
日々の価値観の衝突には、上記以上の違和感を覚えずにはいられませんでした。


コンサートを堪能し教会の外に出るともうすでに夜の雰囲気。
でも午後4時くらいなんだけど。

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寒くなってきたので、イルミネートされたスカンセンを切なく後にします。


次の目的地は同じユールゴーデン島にある『ヴァーサ博物館』。
スカンセンから西へ徒歩30分程の距離。

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ヴァーサ博物館とは
http://www.vasamuseet.se/sv/Sprak/7/

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ヴァーサ号は造船に2年を要した世界で唯一現存する17世紀の船舶である。
博物館にはその原形の95パーセント以上が保存されています。

1628年8月10日、ストックホルム港から、強大なヴァーサ王朝にちなんで
命名された軍艦ヴァーサ号が出航しました。

船がその進行方向をゆっくりと港の出口に向けると、突然、突風が巻き起こり
船体が横になぎ倒されました。開いた砲門から海水が流れ込み、
船は150名の乗組員のうち少なくと30名もの人々を道連れに海底に沈みました。
この後、ヴァーサ号が再び日の目を見るまでに333年の年月がかかることになります。

1961年に引き上げられた船体は、17世紀そのまの様子を今に伝えています。
修復された数千の物体それぞれが、語るべきストーリーを持っている
その中には乗組員たちの遺骨や所持品、そして船舶設備などが含まれています。

ヴァーサ号に侵入した泥やヘドロの中から、大惨事が起こった当時まだ設置されていなかっ
6本の帆が発見された。これらの帆は、今なお現存する世界で最古の帆であり、保存前には
蛛の巣のように壊れやすかった。発見物の研究は今も続いている。博物館の展示室には多く
ユニークな品々が展示され、過ぎ去った時代とその人々に息吹を与えています。


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つまり軍艦でありながら出航した直前、しかもストックホルムの港から出るまでもなく
沈んでしまった大型船です。

資料を見ると、惨事の原因としては、当時の国王が通常の数を超える
大砲を積載したいと考え、それにより、船舶の設計を変更せざるを
えなくなり、結果、積載容量と設計に無理が生じて結果、沈没したらしいです。


間近で見ると、予想通り迫力があり、
これをよく17世紀の人が作ったということに驚愕するばかり。

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ちなみに17世紀、ヴァーサ号が出航した辺りの年代の日本はというと。

1603年 - 江戸幕府成立。徳川家康が将軍となる。
1623年 - 徳川家光が江戸幕府第3代将軍となる。
1634年 - 長崎に出島造成。


まさに江戸時代初期。
戦国時代が終わってようやく「天下泰平」になり始めた頃。


館内は4階から順に展示品と当時の様子を見学。
潜水服がヤノベケンジのアトムスーツぽい。

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展示品の解説に日本語で書かれたものもありとても親切。

当時の音楽隊
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それにしてもヴァーサ号を見れば見るほど、
映画「パイレーツオブカリビアン」のブラックパール号に見えてきます。


17世紀の世界でイメージを膨らませた後は、
トラム(路面電車)に乗り、ストックホルム中央駅近くまで移動。

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付近の店でお土産を見ようと散策するも
行きたい店は全部閉店。

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今日は日曜日なので、閉店時間が早いです。
土日祝日は早く閉めるというのがこちらでは常識らしく。。。
何も買えず、よわったなあ。。。。

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ということで、この日は観光終了。
明日は終日観光最終日。
行先は飛行機でゴットランド。

体調を整える為、万全を期して
晩御飯はホテルで食べました。

スウェーデン小旅行もいよいよ終わりに近づいてきました。

文化の違いを咀嚼しながら夢の中へ。


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2012-12-28

Day 3 in Sweden

この日はSlussen(スルッセン)駅の近くの
Gotgatan(ヨーテゴートン)通りをまずは散策。

Gotgatanmap

ウプサラで買ったブーツ。
滑る回数が格段に減った。
温くて軽いです。

Boots


駅前にある33m上空の海の上のレストラン
GONDOLEN

Gondolen

この通りにはたくさんの店が軒を連ねてます。
まずは駅近くのStockholms Stadsmuseumで催されていた
クリスマスマーケットに。

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たくさんの種類の雑貨が販売されてました。
人もたくさん。

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通りにはおしゃれなカフェも

Cafe_slussen


Samba Sushi

Samba_sushi

街並みの様子

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Town_town


雑貨をいくつか買えたので、次はガムラスタンのクリスマスマーケットに行くことに。
場所はノーベル博物館の前の広場でやっていると、
観光案内所で教えてもらえました。
(映画『魔女の宅急便』の舞台を彷彿とさせる街並み)

ガムラスタンの街でさまよいながら
なんとか到着。

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天候は雨交じりの雪が激しくなってきたので
視界がだいぶ悪いです。


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吹雪の中でも人がたくさん。

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ノーベル博物館


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天候があまりにも悪すぎるので
ひとまず店に入って非難することに。

Ardbegというバー&レストラン
wifiが使えました。

実はこの日にPetter氏と会う予定をしていて、
それの待ち合わせ場所をfacebookで確認。

Petter Berndalen氏(ペッテル・バンドーラン)はこのスウェーデンへ旅立つ直前に
Fagel BlaでYaneka(ヤネカ)さんのライブで共演されていて、
その前日とその日にお話をさせて頂く機会があって、
スウェーデンの観光について色々と教えてくれました。

で、僕らがストックホルムにいる日にちょうど
ペッテルさんもいるということで会って頂けることに。
(ペッテル氏はストックホルムに在住)

海外でもPCでネットが繋がるというのはほんとに便利だと痛感。

氏からのメールを確認。
待ち合わせはスルッセン駅前の広場にしようと。


その時間までアールグレイを飲みながら一時休息。
さすがに雨交じりの吹雪の中の観光は厳しいものがあります。


定刻になって待ち合わせ場所で待っていると
ペッテルさん登場。

海外で現地の方と待ち合わせしたことが人生初だったので、
いささか不思議な感覚でした。

スウェーデンに来た日から訪れた所について話しながら、
友達のホームパーティーがあるのでそれに行きましょうと
いうことで地下鉄へ乗込みました。


行先はFruangen駅。
宿泊先の最寄Skarholmen駅から割と近い場所です。

Fruangen_map


それにしてもペッテルさんはこんな吹雪の中でも
つっかけ的な履物でした。しかも足袋を履いてる。
全然だいじょうぶらしいけど、強者だと心から思いました。

それから、日本からスウェーデンに帰国する際に
日本の米を30kg!!持って帰ったとのことで、
おにぎりがとても好きと言ってたのが印象的。

そういえば帰国される直前のyanekaさんのライブの後に
鰹節メーカーをお土産にもらっていたので、
とても美味しいおにぎりを作ってるんだろうなと想像。


35分程で駅に到着。
まだ多少吹雪いてる。

雪が積もった道なき道を約15分程歩くと
住宅地に到着。マンションがいくつも並んでました。
少し迷いながら無事に到着。

Jazzバンドをされている友達の家でした。
スウェーデンの方の家におじゃまするのは
当然初なので緊張。


少しだけスウェーデン語を交えてひとまず自己紹介。
通じて良かった。

部屋の中は気温が絶妙に暖かくて心地良い。

ペッテルさんとキッチン横のテーブルで
Jul Mustとジンジャークッキー、チーズなどを頂く。

Petter

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Jul Most(ユールモスト)というのは、炭酸入りのジュースで
コーラと味が少し似ているのですが、ブルーベリーのような
味がします。(最終日にお土産で買って帰りました)

Jul_must


スウェーデンではクリスマスの時にこれを飲むことが
ひとつの習慣だということで、それまで
コーラが独占していたクリスマスシーズンの市場を
Jul Mustの登場とともに、それが徐々にとって代わられたと
いうことです。

Star_by_window


そうこうしている内に友達の方が5人続々と登場。
少し慌てながら自己紹介の連続。
頭が回転せず焦る。


人数が増えてきたのでリビングに
移動しましょうということで場所変更。


「好きにくつろいでね」と言われ、とりあえず自由な感じ。
日本でもホームパーティーに全く慣れてないので、
こういう時の立ち位置に少しとまどう。
でも、ペッテルさんがとても親切に僕らの事を
紹介してくれたり、音楽のことやスウェーデンと日本の
文化や慣習の違いなどを話している内に
いつのまにかざっくばらんな感覚になってました。

明日観光予定のユールゴーデン島、スカンセンについても色々と
ポイントとなる部分を教えてもらえて非常に興味がわきました。

ペッテルさんもそうですが、こちらの方の
英語の発音はとても綺麗なので、
自分みたいな普段英語に接する機会がほとんどない人でも
聞き取りやすいと感じました。

会話のスピードはトップギアですが。


今回招いて頂いた方(Elin Larssonさん)のバンドの映像が
youtubeにありますので御紹介します。
とてもメロウで抒情的なサウンド。

ギターを演奏されているHenrik Hallbergさんも
このパーティにいらっしゃいました。

(Elinさんはsax player)

記念写真。

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写真中央のAdam Forkelidさんは以前、
ヨーロッパ人と日本人の半々のJazzバンドで
西宮!!でライブをしたことがあるとのこと。
(Adamさんはピアノプレーヤー)

その時にヨドバシカメラに行った話などが印象的でした。

Adamさんにスウェーデンに来てから疑問に思ってたことを
伺ってみました。

こちらの方は携帯(日本と同じくスマホが多いですが)で
通話する時にほぼ全員といっていいくらい、
イヤホンを使ってハンズフリーでされてます。
終話した際にそのまま音楽を聞けるという
効率的な理由もあると思うのですが、どうも
そうではないと思ったので聞いてみました。

本当の所は分からないけれど、恐らく
携帯を耳に押し当てて通話すると脳に電磁波が
影響する為、もしかしたらそれが原因で
後々癌になる可能性があるかもしれないので、
大部分の人がハンズフリーで会話していると思う
との見解でした。


なるほど、こういう所にも日本とは違う認識の違いが
表れていてとても興味深いと思います。

携帯の電磁波と脳に及ぼす影響の完全な相関関係は
まだ明らかにされていないとは思いますが、
こういう文化や慣習の違いから学べることは
まだまだたくさんあると思うような気がします。

それにしても、この日は実に面白い体験ができました。
普通の観光では決して味わえない貴重な時間を過ごす。


Petterさんを始め、みなさんに心から感謝。

帰りはバスの方が早いよと教えてもらったので、
バス停でペッテルさん達とお別れ。
バスを待つこと20分。
ウプサラの街で見かけたあの長いバスが到着。

Home_for_bus


Home_for_bus_2


乗ること20分イケアを通り越して
skarholmen駅前バスターミナルに到着。
近場で良かった。

明日はユールゴーデン島へ行こう。

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最後にペッテルさんとの印象的な話題を少し。
いつも自転車で自宅から約片道20km!の所にある農場に
新鮮な野菜や牛乳を買いに行っているとのこと。
例え雪の日でも。

スーパーで売っている食材や飲食店、ホームパーティーなどの
食材を否定しているわけではなく、時と場合において
それはそれで享受するけれど、基本的な食生活のスタイルは
やはり新鮮でオーガニックな食材にしているとのこと。


この話を聞いて思ったことは、自分の生活スタイルが、
自分が表現するあらゆることに影響し発現するということ。

ペッテルさんの演奏を初めて聴いた時(2012/7/19
北欧ピクニック yanekaさんのステージでしたが)、
そのリズムメイキングに「土」の感覚を感じたことを思い出します。

「土」の感覚、スウェーデンの伝統的(トラッド)な要素も
含んでいるとは思いますが、それとは別の、
音を自然世界の延長と捉える考え方、表現だと推測します。

できるだけ、不純物を取り除いたその楽器の音素材、それが響く空間を
生かそうと(「活かす」ではない)する奏法。


言葉ではうまく言えませんが、その人から発現するもの、
例えば、言葉や音楽家では音や声、作家では文章、ダンサーだと
身体表現、俳優なら表情など十人十色ですが、
そのアウトプットされるすべてのものの根底にあるものが
生活スタイルであり、何に重きを置いているのかという
ものの考え方だと思います。


今回、氏と話をしていてそういった根幹に関わる話題は
話しませんでしたが、彼の振る舞いや話し言葉、
文脈に時折表れるものの考え方から、上記のような
ことが自分の中で結びつきました。


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2012-12-26

Day 2 in Sweden

ストックホルム2日目。

今回、スウェーデンに終日滞在できる日は4日。
前日に計画したウプサラの街へ少し遠出します。
(終日行動一日目)

Map

ウプサラは
(yahoo百科事典より)

首都ストックホルムの北70キロメートルに位置する学園都市。
人口約19万1110。1477年創立の総合大学をはじめ、
医大、農大、および各種の研究所がある。
近年は製薬、印刷出版、食品工業が設立され、工業都市の観をみせている。
1435年建立の大聖堂は北欧最大であり、
カロリーナ図書館所蔵の銀の聖書は500年代のものとして世界的に有名である。

別のサイトで調べると
1340年に開校したスウェーデンで最も古い大学もあるとのこと。

学生の町なんですね。


ひとまずホテルで食事。
朝食は5日分付いてます。

ビッフェスタイルで、飲み物やデザートも合わせて
本当に種類が多くて朝からなんとも幸せな気分。
どれもとても美味しいです。後味も良し。

Photo


ミートボールとピクルスと数種類のチーズとハムの組み合わせがなんとも美味。
朝食がおいしいので滞在中、常に朝から満腹状態でした。
なので、必然的に昼食をとるのが遅くなり、そのまま帰宿なんて。

なんという旅。


TVで天気予報を見ると今日も雪

Photo_2


ストックホルム中央駅の改札
Photo_3

出発時まずはストックホルム中央駅の観光案内所で
受付のおじさんにウプサラ行の列車のチケットを買いたい旨を説明。

「välkommen till」 ⇒ 「wlecome to」の意味
_1

なんとか伝わり片道の切符を購入。
ここで購入したのはSL社のチケット。
地下鉄を運営しているのと同会社と思います。

SL社。。。

行き 片道 132SEK (1706円)(地下鉄の切符込み)

片道 ストックホルム中央駅 ⇒ ウプサラ駅 帰り142SEK (1835円)
(地下鉄の)


プラットフォームの位置を教えてもらい、
なんとなくその方向へ行くも見当たらず、
なぜか地上に出る。(これが後々の失敗に繋がるとは。。。)

これが中央駅と思われる
Building

地図を見ても乗り場と思われる発着場所が分からず。

今考えると、地下鉄の中央駅にいるのだから、同じ場所から
郊外線も発着するのは当然なんだけど。
(JR大阪駅の環状線のホームと京都線のホームように)

急いでいたので人の良さそうな方に伺うと「向こうの白い建物だよ」と
教えてくれました。

場所が分かれば進むだけと、意気揚々といざ中央駅へ。
途中セブンイレブンでエビアンの水を購入。(写真は前日のブログに)

中央駅に到着するもホームの数が多く再度人に聞くと
「ウプサラ行きはトラック3だよ」と。
(ホームのことはトラックというのか。。。)

Station

チケットはSL社の。。。

待合ロビーから扉一枚だけ隔てた所に3番線ホームを発見。
電光掲示板でウプサラ行きを確認。
良かったもうすぐ来る様子。

こういうSF的なデザインの列車が多いです。
Train_another


暖かい待合ロビーには売店やカフェがいくつもあって、
それらを色々眺めながら列車の到着を少し待つ。

キングバーガーやピザハットや寿司のカフェや。

定刻になって列車到着。

Sj_train

ん?先頭車両にSLを示す青い線が入ってない。
でも列車は青い。気のせいかな。。。
(直感に従っていれば良かった。。。)

_1_2

ひとまずクラス2の車両へ。
座席に番号があったので、指定席だとまずいと思い、
スタッフらしき人に尋ねると

「any seats OK」


_2

ほっとして、木製の折り畳みテーブルがある席へ。
列車内は乗客はまばらでほぼガラガラでした。

Seats

車内から外の銀世界を優雅に眺めながら曲のイメージでも
考えようとしていた時、乗務員の方が、チケットを確認に
回ってきた。


何の心配もなくチケットを提出。


。。。。。。。

少し沈黙。。。

ん。。。


"This ticket is SL but this train is SJ"


SJ? 確かSLに乗ったはず?
はず。。。?


まずい、列車が違う。汗;
ホームへ入るのに改札がなかったので思い込みをしている。

必死に事情を説明した所、今回はそのチケットでOKなので、
次回は正確なチケットを購入してということで収まりました。

路線を間違えるならともかく、運営会社を間違えるとは前代未聞。
でもこれも異国の地を訪れて味合う醍醐味。

40分ほどでウプサラ中央駅に到着。
ここもストックホルム同様に辺りは雪一色。

Town_1


Town_2


前日もそうでしたが、履いてきた靴はトレッキングシューズとは
ほど遠い代物なので、雪道では何回も滑りこけそうになる。

Town_3

雪道でも意外に自転車で走っている人は多いです。当然スタッドレスタイヤらしいです。
Photo_4

とりあえず靴を早く手に入れないと近い内に必ずこけるぞと。
こける不安と闘いながらの観光。


ひとまず観光案内所を目指し駅の西側へ。
建物がやっぱり情緒があるなあ。
建物の高さと色彩が合っているので
それだけでも街全体の調和が生まれていると思います。

歩きがけに楽器店発見。
帰りに寄ろう。

雪が少しぱらつく中、交差点で
アコーディオン弾き語りのおばさんを発見。
立ち止まって演奏を少し傍聴。


Musician_1


再度、観光案内所を探して歩みを進めるも、
地図の場所に存在せず。


バスが長い
Bus_1

辺りをきょろきょろしていると、ショーウィンドウ越しにトトロのぬいぐるみが
視界に入る。


Kawae_import_3


何の店だろ?
近づいてみると、立て看板に

「おこしやす」のひらがな文字。

Kawae_import_2


店の名前は「KawaE import


Kawae_import_1


入ってみると、中にはトトロや
日本のアニメのキャラクターグッズが
販売されてました。

雫が店員の方に日本語で大丈夫ですかと尋ねると
「日本人なので大丈夫ですよ」と。

おお、日本語が通じる安堵感。

京都からウプサラに来てもう数十年になるとのこと。

その方から案内所の場所が移転したことや、
ウプサラの観光名所のこと、靴の店やレストランのことを
親切にも教えてもらいました。


お礼を言い、次の行先はウプサラ大聖堂と
ウプサラ大学図書館、ウプサラ城に決まり。

ウプサラ大聖堂は1435年‭以降の10年間の期間の内に建築された
建設から完成までに1世紀以上を要した
スカンディナヴィア諸国では最大級の教会です。

_1_3


_2_2


空高く伸びる壮大な尖塔がとても印象的。
内装は威厳というか歴史が否応なしに
ひいひしと皮膚感覚で伝わる重厚な空気感に包まれてました。

_3


Pipeorgan

場所は変わってウプサラ図書館。
ここには6世紀の初めにイタリアで書かれたシルバーバイブル(銀の聖書)が
展示されていることでも有名です。

Photo_5


近年に一度、盗難されるも、見つかり再び保管されているとのこと。


ウプサラ城

16世紀半ばにスウェーデン王グスタフ1世の居城として建造され、
現在はウプサラ県知事公舎、およびウプサラ大学附属の現代美術館になっているとのこと。
場所はウプサラの街を見渡せる小高い丘の上にあります。

Photo_6

時間的な都合で外観だけを楽しむ。
(3時になると真っ暗になり実質夜になる為、この時期の昼間の観光は時間との勝負です)

ウプサラの街の方を見ると何やら気になる現代建築物が。
コペンハーゲンオペラハウスで有名な建築家
Henning Larsen氏設計のUppsala Konsert & Kongress(コンサートホール・会議場)。


Photo_7


建設に25年を費やしたスウェーデンが誇る最新のコンサートホール。


Photo_8

後で行ってみることに。
とりあえず、滑ってばかりなので靴屋に行くことにします。
(先程訪れたKawaE importの方から良い靴屋を教えてもらいました)

Östra Ågatan通りの川に面して建つBergströms Skor
(店の写真を撮り忘れました)
https://www.facebook.com/BergstromsSkor?fref=ts

場所はこちら↓

Photo_9

値段は安くはないけれど、品質は良いみたい。
手ごろな値段の靴を購入。軽くて暖かい。
さすが雪国の靴屋。これで滑らなさそう。

小腹が空いたのでMAXに行くことに。
MAXはスウェーデン最初のハンバーガーショップ。
マクドよりも断然美味しいらしい。。。。

外観と店内はこんな感じ。
ファーストフードです。

Max_1


Max_2


Max_3


定番ぽいのを注文。
肉と野菜ががっつりときて美味しかったです。

Max_4

ポテトとドリンクがセットで59SEK (約767円)
ストレートのティーを頼んだけど、
それとは別に通常のドリンクが付いてたみたいで。

インテリアでは天井の照明デザインが奇抜なのが印象的でした。


Max_5


あと、知らなかったことが、日本では食べ終わったゴミは
たいていセルフで捨てるけれど、こちらではそのゴミを
捨てる仕事を持ったスタッフの方がいます。
掃除なども彼が行っているのですが、
自分で捨てると彼の仕事を奪うことになり、
大変失礼な行為らしいです。
勉強になった。


午後四時でこの暗さ。
そして寒さ。

_2_3

イルミネーションが綺麗なのか、
街の調和がとれているから綺麗なのか。


_3_2


_4


途中、雑貨屋やスイーツショップ、楽器屋に寄り道。


楽器屋は日本と同じ雰囲気でした。
雑貨屋ではいい感じのクリスマスカードが
たくさんあったので相方が購入。

スイーツショップではセムラが39SEKで売っていて、
買おうと思ったけど、ここはチャレンジするべきだと
見た目から味が予想できないものを二つ購入。


右のパイ生地に少し近いものの方がイケました。
左は綿菓子の塊みたいなもので、味はうーんどうだろ。。。


Sweets

先程、明るいうちにウプサラ城のある小高い丘から見えた
モダン建築のコンサートホールに行き、
その前にショッピングセンターがあったので
暖を取るのとトイレをしたかったので
行ってみることに。


扉を開けようとすると空かない。
なぜだろとよく見ると、5SEK入れて下さいとの表示。
チップがいるのか。。。


Toilet


緊急を要する時とかどうするんだろとか
考えながらコインを投入。

こういう所にも文化の違いを感じます。
日本では考えられないこと。

で、こちらではトイレの部屋の中に必ず
洗面所が備え付けられています。


かなり冷え込んできたのでそろそろ帰ることに。
ウプサラ中央駅の高架下でジャンベの弾き語り演奏を
されていた方がいたので少し傍聴。


Musician_2
後日も思うことですが、街中で弾き語りしている方々が本当に多くいらっしゃいます。
列車内でもたいていそういった方々に遭遇することがありました。


↓はクレジットカードのみ使用可の券売機。


Photo_10

なぜか高架下にあります。
こういうのをよく見かけます。
そういえば、スーパーでもたいていの人がカードで
支払っています。現金を出している人は
ごくたまにしかいないような。

駅の待合所を兼ねた建物内。
寿司カフェ的な「SUSHIYAMA」がいい感じ。


Sushiyama


で、帰りは行きで間違えて乗車したSJで帰ることに。
ここでひとつ疑問。

行きで買ったSLの切符はどこで買うのか。
SLの車両が発着するホームもなければ、
切符購入券売機、カウンターも見当たらず。
今でも疑問です。

知っている方がいたら教えて下さい。


Train_door


SJの車内。
木製の仕切り板がむき出しというか、
見えていてスウェーデンらしい。

In_the_train

テーブルも木製でおしゃれです。
Table_train

こういう広告も。

Angry_baby


「Inte bytt till solkraft an?」

直訳すると

「太陽光発電へ切り替えないか?」

表情がなんとも。


こういう感じの2日目でした。

当然一日では到底見て回れないほど、
ウプサラの街は大きかったです。

おやすみなさい。

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2012-12-25

Day 1 in Sweden

12/12~19までスウェーデンの首都ストックホルムに小旅行した話です。

北欧、ひとくくりしたらダメなんだと思いますが、とりわけスウェーデンには
以前から興味があって、なるべく早いうちに少しの期間でも訪れたいなというのが動機です。


航路は往復ともカタール航空を利用して

関西国際空港⇒ドーハ カタール空港
ドーハ カタール空港⇒ストックホルム アーランダ空港と

乗り継いで行きました。

12/12 23:30 関空発
12/13 05:55 ドーハ着(日本時間 11:15) 12時間のフライト

12/13 09:45 ドーハ発 (日本時間 15:45) ※予定では08:55発
12/13 13:30 ストックホルム着 (日本時間 21:30) 6時間のフライト

国際線なので関空に2時間前に着として現地ストックホルムに着まで
約24時間かかってます。

乗換えやフライトまでの待ち時間がなければもっと早いとは思いますが、
やはりスウェーデンは遠い国でした。

チェックインを済ませ、両替所へ。
為替レート1スウェーデンクローナが
14円ほど。円安。。

クレジットカードを使えばいいんだけど、
現金主義なもので。


待ち時間に出発ロビーでFBなどを確認。
無線LANが使用できるので便利。
(セキュリティはどうなんだろ)

_2

定刻過ぎに離陸。
機内の様子を少し。

機内食はすき焼きをチョイス。
(ANA共同運航便というのもあって、この時点ではまだ和食が出ます)


_


__2


航空会社が航空会社だけにメッカの位置を常に確認できるのも特徴。

Mecca


機内のサービスは良い方だと思います。
常に食欲は満たされます。


Photo

Photo_4


で、12時間かけてカタール空港に着。夜はまだ空けず。
ターミナルまでバスで移動ですが、
これがとてつもなく長い。

体感的に天王寺から梅田まで地下鉄で
移動するくらい感じます。

Photo_2

気温は摂氏18度なので暑いです。

Photo_3

長時間のフライトと気温の劇的な変化にすでに疲労感がかなり。
ターミナル自体は思ったよりも小規模なので、出発ロビーで
次のフライトまでまたネットで暇つぶし。
ここも無線LANが使用できます。
(無料ですが、接続制限がありました)

眠い。。

_2_2


_3

__3


_people


_33

やっぱり定刻過ぎに離陸。
理由は受付での確認がとても長いこと。
テロのことがあるので特にアジア系とアラブ系のヴィジュアルの方々は
厳重に確認されてました。中には筆跡まで調べられている方もいたり。
自分もあれこれ調べられるんだろうなと
身構えてたら一瞬でした。(選別方法不明)


ペルシャ湾を眼下に見送りながらいざ北の大地へ。
海がエメラルド色だったので、砂漠との色彩の対比が
とても幻想的。

In_the_plane

機内食はパンケーキ

Photo_10


約6時間でストックホルム アーランダ国際空港に着。

_2_3

上空からも着いてからも真っ白というか真灰色一色。

In_the_plane_3

降航してからすぐにターミナルでした。
匂いが日本で行ったイケアの匂い。なぜだろ。気のせい。

後々も思うことですが、建物内は本当に暖かいです。
半袖でも十分過ごせるくらい心地良い。

色々手続き等を済ませ、送迎してくれるドライバーの人と合流し
駐車場所へ。

外に出たとたん冷たいというよりも痛い感覚。
摂氏0度を早速体感。

足早に車内へ。
やっぱり暖かい。

英語であれやこれやとスウェーデンのことを伺いながら、
ストックホルムの中心を過ぎ地下鉄のSkärholmen(ファールホーメン)駅すぐの
宿泊先Quality Hotel Prince Philipに着。

Aがアーランダ国際空港 Bがホテル
Photo_5

Hotel_front


チェックインを済ませひとまず部屋で休息。
こんな感じの部屋でした。

Hotel_qph
窓からホテル正面玄関が見える4階の部屋。

それにしても建物内は暖かい。
暖房と疲労による眠気が少し。。いやかなり。

時間はまだ17時。
出かける準備を済ませ外出します。

カウンターでオススメのレストランと近くのスーパーの場所を尋ねる。
地図上で色々と安めから高級なものまでいくつか教えてもらい、
スーパーは駅のそばに大型が2つあるとのこと。
とりあえずライフライン的なものは大丈夫そう。
(サバイバルじゃないけど)

それにしても、しょっぱなから言語スピードを高速ギアに入れて
話をしてくるのはどうなんだろ。半分も理解できずニュアンスでなんとか理解することに。

ひとつ目のスーパーはホテルの横でした。

Supermarcket_1


Supermarcket_2


入り口と出口は全く別。(そういえば思い出した。。。)

水。以前も困ったけど、炭酸が入ってる。
なので、純水を探すが⇒スウェーデン語表記⇒読解できず。
相方も分からず。レジの人に尋ねる。

「裏にあるよ」

(どこの?)

迷っていると、来てくれて、これだけがノーバブルだと
教えてくれる。ノーソーダではなくノーバブル。

(オーストリアに行った時はバブルとは言わなかったぞ。
英語でも差分がある。当然)

で、どの表示が炭酸入りかを教えてもらい
早速メモ。ある意味初日から必死 汗;

kolsyra ⇒ 炭酸入りの意味 コールシィーラ

レジのやり方というか待ち方も独特だけど、
相方は何度かヨーロッパに行ったことがあるので、
細かいことが慣れてる。

先程のレジの人に

「どこから来たの?」

って聞かれたので

「ヤーパン」って答えたら (スウェーデン語で日本の事)

「アリガット」って。


遠くて近いスウェーデン。

150ml ペットボトル1本 12SEK ⇒ 約156円
写真奥は現地セブンイレブンで購入したevian 200ml 23SEK ⇒ 約298円


Water_bottle_3


まずはガムラスタンに行ってみようということで地下鉄の駅を探すことに。
当然、どう行けばいいのか不明。

そんなの散策がてら行けばいいと考える方もいるとは思うのですが、
外をぶらぶらと散策できるほどの気候ではなかったです。
身の危険を感じる寒さと風と痛さと。

スーパー下の自転車店で店員の方に伺うと

「そこを曲がって向こうに
行ってまっすぐ、まっすぐ、まっすぐ(go forward)で
4の所にあるよ」と。

Photo_6


OK. ニュアンス読解。

それなりの方向に行くともう一軒大型スーパーというか
複合施設に近いものがあってその向こうに駅を発見。

「T」のマークがそれを示します。

で、どうやって切符買うんだろ。
ガイドブックを見るとキヨスクで買うと安いと。
横に売店がある。行ってみよう。


鳥山明の漫画に出てきそうなハーレーが趣味そうな店員さん登場。
(さっきの自転車店の店員の方もそうだったけど、
移民の方が多いと思われる。アジア系の方も時々見かけます)

事情を説明し切符を購入。見た目とは裏腹にとても接客が丁寧でした。
(挨拶は「ヘイヘイ」と言うって知りました)


ゾーン制で

1ゾーン 18SEK×2枚(片道) ⇒ 約466円

Skarholmen駅からGamla stan駅まで12駅。

Map


駅の受付でスタンプを押してもらいホームへ。
一時間以内なら何回でも再乗車できるらしいです。


Subway_home


Subway_coming

で、地下鉄、本数が多く待ち時間が短いので大変便利。
待っても5分に1本もしくはそれ以下の間隔で来ます。
(旧トータルリコールに出てきた列車に雰囲気が似ていたような)

ドアの開閉や出発が速いし、アナウンスもほとんどない。
日本は本当にアナウンスが多いし、その他のサービスが過剰というか
文化の違いを感じます。


行先はガムラスタン。
映画「魔女の宅急便」の舞台になったことでも有名な
『古い街』を意味するストックホルムの旧市街。
地図で見ると島になってます。

Photo_7


辺りはもうすでに真っ暗。
で地下鉄を降りるとやっぱり外は痛い寒さ。
(もう一枚着込んで来れば良かった。。。)


なんでも今日はルシア祭をやっているらしいのだけど、
どこでやっているのやら。。。。

ひとまずレストランを探そうということで、
歩くも地図で教えてもらった場所には何もなく、
どこなんだろ、指が冷えて痛くなってきた。

ヨーロッパの店は概して日本やアジア諸国のように
看板があまりないので、それがどういうジャンルの店なのかは
昼間ならまだしも夜は見分けるのがとても困難でした。

でも、ライトアップされたガムラスタンの街はとても素敵。
日本にはない都心部で調和のとれた芸術的な景観。

光の色が2種類ほどしか使われていないのが理由のひとつに
思えます。

Photo_9


で、教えてもらったレストランのひとつにようやく無事に辿り着きます。
ビッフェスタイル(いわゆるバイキング形式)のお店でした。
伝統的な料理が食べれるらしい。。。らしい?

※パンは自分で切り分けます。

Day_1_food_2

店内はほぼ満席でした。トイレに行って分かったんだけど、
レストランの上がどうも学校みたいで、それで、
学生らしき方も多かったように思います。

食べた料理がこちら↓


Day_1_food


どういう具材を使った料理なのかはすべて不明です。
ほとんど美味しかったけど、ひとつだけ見た目が紫色で
サラダぽい料理がありましたが、それが激辛で
撃沈されました。

辛さも芸術的なのか。

ちなみに夕食代は 168SEK ⇒ 約2174円

夕食でエネルギーを回復して一日目は終了。

ホテルに帰って持参した湯沸しポッドで
おーいお茶のパックを飲んで、かなたに日本を思い出しながら就寝。


ちなみに電化製品で変換プラグだけ変えてそのまま使えるものがあります。
今回の旅行の直前に調べて初めて知ったのですが。

ACアダプターの所に

Input 100-240V 50-60Hzと記載があれば変圧器がなくても使えました。
例)PC、シェーバー、デジカメの充電器、ipodの充電器など

ドライヤーと湯沸しポッドは持参したのですが、
どちらも変圧器の切り替えが内臓されているもので、
ヤマダ電機で2000円程でした。

コンセントの変換プラグはC型が対応していて300円程です。
参考までに。

ドライヤーは部屋に既設のものがあって僕には十分でした。
あと、無線LANが無料で使用できたので、観光にはこれが最も便利に感じました。
※たいていの店でwifiが利用できるみたいです

それではおやすみなさい。

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2012-12-16

Bus Stop

Upsala_1


今日はとても貴重な経験ができた。


美しい街を見たり、おいしい料理食べたりもいいけれど、
それ以上にお金では決して買うことができない貴重な経験。


音楽、表現者についての最も重要なことは、いつも音楽や表現とは
別の所から得ることができると考えさせられる。


刺激の連続で頭が常に何かを考えざるをえない状況だけど、
今回のことはゆっくりと纏めて整理して、具体的に実行したいと思う。


雪は行く手を阻む為に降り積もるのではない。


Bus_stop_1

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